8月2日(火):もっと痩せてやる
今日は定休日である。パソコンを持ち帰っているので、家でパソコン作業をする。
とはいえ、家ではなかなかできないものだ。予定していたところだけやって、後はパソコンから離れて過ごす。少しばかり休養する。
アルバイトを始めてから疲労感はある。この疲労感は、僕には懐かしい感じがしている。高校生の頃に陸上部で経験したような疲労感だ。かつて経験したものなので、きっと克己できると信じている。
今、そうした疲労感を覚えるのは、なんてことはない、僕の体が鈍っているだけなのだ。鈍っていたところに体を動かすようになったので、あちこちの筋肉繊維が騒がしくなっているだけのことである。鍛えればどうってことなくなる。
それでも、活動ばかりやっているってわけにもいかない。休むことも大事である。だから今日のような日は休養にもってこいなのだ。
家で仕事をしようと思えばできるし、休もうと思えば休むこともできる。いつでも仕事を再開できるという条件でないとなかなか休めないのも問題だとは思うのだが、自分ではどうしようもないし、それを治そうとも思っていない。
そんなこんなで休める時に休んでおくことにした。
夜はアルバイト。工場勤務だ。
このバイト、やたらと上を求められている気がするのだけれど、もうその期待にはあまり応えないでおこう。自分に任されている分だけをしっかりこなそうと思う。クビになったらなったでいいや。また他を探すだけだ。
この仕事は楽しいところもある。ただ、通勤時間とか、その他諸々のところでキツイところがある。続けたいとは思うが、ダメならダメで次を探してもいいという気持ちでもある。
夜勤をすると酒の量が減った。代わりにペットボトル飲料の数が増えた。勤務後は口中がカラカラになる。駅に着くまでに水分補給しないとしんどい。
タバコは勤務前後に増える。勤務時間中は、僕自身意外でもあるんだけれど、少しも喫煙欲求に襲われない。吸いたいとも思わないし、タバコのことなんか忘れている。吸える環境がないということと、常に手作業しているというのがいいのかもしれない。
この2,3か月で体重も減った。昨夜、久しぶりに会った人からもビックリされた。僕が痩せたからである。
実際、一番太っていた時の体重と比べると、8キロから9キロは減少している。僕が30代前半頃の体重と同じくらいになっている。
実はもう少し減らしたいと思っている。もう5キロから7キロは減らしたいと考えている。これは膝や腰のためでもある。太ると余計な負荷がかかるのだ。もう少し痩せたいのは、もっと体が動くようになりたいからである。スタイルやルックスはどうでもいい。
もっと痩せてやる。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)