8月19日:予備線を張る

8月19日(金):予備線を張る

 

 今日は朝からバイトの件で動く。

 工場のバイトもいいんだけれど、それだけでは心細い。それにいつ契約を打ち切られるか分からない。早めに予備線を張っておかないといけない。

 次に選ぶのは家の近所がいいと思っていた。工場は片道1時間ほどかかる。4時間のシフトに6時間確保しなければならない。一日くらいならいいけれど、何日もとなると、けっこうなタイムロス感が生まれる。

 そして、工場での勤務時間と重ならないというのがもう一つの条件だ。

 結果、コンビニになる。

 コンビニは以前も経験ある。やってもいいとは思っていた。

 コンビニバイトのいいところは、世間の流行りものや種々のサービスなどについて学べるところである。僕の場合、そういう形で知っていかないと、どんどん時代から取り残されてしまう。

 

 それで今朝はその面接ということになっていたのだけれど、すっかり履歴書のことを忘れていて、朝早くから作成に追われたわけだ。

 面接を受けるというのはけっこう緊張するものだ。でも、工場の時よりかはましか。あの時ほどの気負いがない。というのも、ここがダメなら他を当たることもできるからである。

 

 さて、面接自体は15分ほどで終わったのだけれど、一つ困ったことが。

 もし、そのお店で採用された場合、ラインをしなければならない。

 以前、ラインをインストールしようとしたことがある。僕のスマフォではできないのだ。何かヴァージョンアップしなければならないのだけれど、それが上手くいかないのだ。

 取り合えず、ショップに持って行ってみる。事情を説明して、なんとかやってもらう。店員さんが2,3人がかりで取り組む。

 なんとかヴァージョンアップできそうだということになる。それならそれに越したことはない。お願いしよう。とは言え、終わるまでに一時間近く要した。

 それから何とかラインがインストールできたのだが、そこから先は有料になってしまうとのこと。有料でもいいからやってもらったら良かった。今のところ、ラインをインストールしたという状態で、これから新規登録していかないといけない。

 

 そこから帰宅。

 自動車の町工場があって、なんかいいなと思ってしまう。手が器用だったら、こういう所で働くのも良かっただろうと思う。いろんな仕事があり、そのどれもが素晴らしいっていう、そんな感慨になっていた。いろんな生き方があっただろうに、と改めて思う。

 

 さて、お昼を過ぎている。朝は味噌汁一杯だけだったので、さすがに腹も減る。

 道中にある、丸源ラーメンに入ってみる。ここはいつも求人を出しているところだ。どんなところなのか見てやろうと思った。

 なるほど、ラーメン屋とは言っても、ファミリー向けの店内だな。この規模だとお昼時は人手が要るだろうな。

 ラーメンとギョーザのセットを注文する。常に求人を出しているだけあって、さすがに時間がかかる。まあ、気長に待つとしよう。

 このお店の基本メニューである肉そば、それにギョーザ三個とライス小がついてくる。ライス小は本当に小だな。ギョーザは悪くない。

 ラーメンの方は、まず、海苔をやっつける。ラーメンに入ってほしくない具材だ。

 スープはしょうゆベースだ。

 麺はちょっと僕の苦手なやつだ。ゴムみたいな食感の麺だ。もうちょっと生麵の感じがいい。

 肉は豚バラなんだけれど、オーソドックスなチャーシューの方がいい。

 スープは、最初はにんにく、次にラー油、最後に野沢菜醤を入れて、三度も味変を楽しむ。要するに、僕好みのスープではないということなのだな。

 それでも他のメニューもちょっと試してみたいという気持ちも生まれた。また来るかもしれない。

 こんなふうに外でラーメンを食するというのも久しぶりだ。美味しいものに興味がなくなっているけれど、たまにはこういうのもいいかなと思う。なんとなく気持ちが外向きになっている自分を感じている。

 

 そこからさらに歩いて、家に到着。

 それからこのブログを書いている。今晩は工場のバイトがある。それまでにブログを書いておきたいと思っていた。今日はまだ終わっていないけれど、ここまでのところのものを記録しておこうと思った。もう一つ、夢の分も書いておく。この後、少し一休みしてから出勤という流れだ。

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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