7月28日(土):「同窓会の夢」
また未知の女性が登場する夢を見た。書いて残しておこう。
(夢)「同窓会の夢」
学校のような場所。僕たちはそこに集まっている。同窓会のような催しがあるということだった。僕は早目に現場に行っていたのだろうか、まだ時間があり、メンバーも全員集まっていなかった。
時間があるので、僕は売店に行き、タバコを買った。そこの男性店員さんと言葉を交わしたが、内容は覚えていない。何か忠告めいたことを言ってくれたような気がするのだが。
戻ると、人でいっぱいだった。他にも似たような催しがなされていたようだ。大教室の中でたくさんの人が立食し、談笑していた。廊下からその光景が見えた。僕は、あれ、どうも違うようだぞ、と思ったが、僕を知っている人が僕に気づき、教えてくれた。
大教室が二分してあり、僕が参加する会と別のグループの会が催されていた。ただ、入り口が一つだったので、僕たちは別グループの会場を通過しなければならなかった。
たくさんの人が集っていた。僕は彼らと会話をする。その後、なぜか会場を移動することになった。
移動中、メンバーの男性が「結婚はしないのか」「彼女はいないのか」などとしつこく僕に問いかけてくる。僕は適当に言葉を濁して、その場をやり過ごす。
別会場はもっとこじんまりした部屋で、和室でありながら、どこか会議室のような雰囲気もあった。
さっきのメンバーと同一人物であったかどうか定かではないが、メンバーの男性が一人の女性を僕に紹介した。彼女も独り身であるということで、彼はやたらと僕たちをひっつけようとする。僕は彼女を見たが、愛嬌のある人だった。彼女も僕に対して嫌悪しているようではなく、彼が僕たちをひっつけようとするのをどこか喜んでいるようにも見えた。
(連想と感想)
同窓会であったかどうかは分からないのだけど、参加メンバーはみな過去につながりのある人たちだった。僕たちはお互いに再会を喜んでいたような場面もあった気がする。だから、一応、同窓会としておこう。
同窓会。年配者を連想する。長生きしていないと同窓会も経験できないからだ。
早目に行き、時間がある~同窓会がすでに始まっている。僕がよくやるパターンである。最初は余裕があるのだ。でも、自分の事情(夢ではタバコを買う)で脇道に逸れると、その間に後れを取ってしまうというパターンだ。
たくさんの人が立食し、談笑している。社交の場だ。僕はここに入れないでいる。僕の知人、つまり僕が参加する会のメンバーが僕に気づいて、教えてくれたのだが、社交の場に出る時には常に誰かの手助けを必要としてしまう。自分からはなかなか入れないけど、紹介とかされるとすんなり入れたりする。僕のそういう傾向が夢でも示されているようだ。
会場が変わる。問題の種類が変わることだと思っている。大教室から会議室へと縮小化しているが、これはよりプライベートな領域であることが連想される。
移動中に男性メンバーから異性のことであれこれと訊かれる。僕がもっとも放っておいて欲しいと感じる話題だ。昔から異性のことを訊かれるのは好きではなかったし、詮索されるのはもっと不快である。
メンバーの男性がある女性を引き合わせようとすること。これもまた余計なお節介と感じる分野だ。と言うのは、もしこういう形で女性と交際することになったら、彼女との関係において、常に紹介者の存在を僕は意識してしまうからだ。
独り身の女性。夢の女性はどこかAさんを思い出させた。Aさんというのは、昔、居酒屋で働いていた女性だ。僕が30代の頃だ。高槻で開業して、割と早い段階で知り合った人だ。その頃に取り組んでおくべき問題だったのかもしれない。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)