6月13日(月):ついに割れた!
5月頃から膝が痛いと言っていたけど、昨夜、ついに膝が割れた。道端で転倒して、その時に割れた。生まれて初めて救急車に乗った。
レントゲンを撮り、割れていることが確認された。ただ、割れの程度は比較的軽いものであって、一日の手術で良くなるそうだ。
一晩入院して、今日、はっきりとした結果が分かった。それよりも、今日のクライアントさんたちにたいへん迷惑をかけてしまった。多分、彼らはいつものように来談されただろう。電気もついていなくて、彼ら驚いたんじゃないだろうか。あるいは不安になっただろうか。僕が夜逃げしおったなどと思った人もあるかもしれないな。
父が来てくれた。父に頼んでパソコンだけ持ってきてくれるように頼んだ。サイトのトップに、まずは入院のことを書いておく。目立つようにしておけば、見てくれるだろう。
それをやると一安心だ。後は、いつものように原稿を書いて過ごす。なんだか、病室だろうと事務所だろうと、やっていることに違いはない感じがする。
今、夕方5時ころ。当然、タバコは一本も吸っていない。最初は入院や手術のことがショックだったけど、だんだん落ち着いてきた。
膝も、おそらく前々から悪かったのだと思う。割れないように注意しながら生きるよりも、いっそのこと割れてしまって、それを結合させる方がいいかもしれないとまで思うようになった。割れたことが、今では清々した気持ちである。
今後の予定がまるで分からない。明日、京都の病院に移る。今日はここにもう一泊する。京都の地元の病院に移って、いつ手術が行われるのかは未定である。また、手術後、どれくらいで歩けるようになるかということも不明である。一応、一か月くらいと主治医は言っていたけど、現実にどうなるかは今のところ未知数である。
ある程度、歩けるようになれば、仕事に復帰する予定だ。できるだけ復帰は早めにしたいと思っている。必ず復帰する。でも、それまでは、クライアントさんたちにも会えない日が続くだろう。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)