5月11日(日):闘病記―3
臨時休業中。ただし、今日は前々からの約束があって、朝から外出する。
ツーの発作はかなり鎮静している。母からは「今回は回復が速いな」と言われた。確かにそうだ。母も僕のツーを見てきているのでよく知っているのだろう。
金曜日の午前にツーが目立ってきて、同日深夜をピークとし、翌日からは鎮静し始め、今日はほとんど目立たないくらいにまでなっている。まだ多少は腫れぼったいけれど、痛みはほとんどなく、歩行にもあまり支障を来さない。初期の頃は、痛みも激しかったし、炎症の鎮静に一週間くらいかかったこともあった。母に言われるまで気づかなかったけれど、今回は確かに回復が速かった。
今日も酒は飲んでいない。断酒三日目だ。食事は気を付けているけれど、昼食はごちそうになったので、それはありがたくいただく。その分、朝と夜を減らした。また、朝から水分を多めに摂取し、日中は機会がある度にトイレに入った。尿意を催していなくても、とにかく、トイレに入る。キバって出るものではないけれど、出すように頑張ってみる。でも、出なければ出ないで、それで諦める。一時点に執着する必要もないと思うから。
しかし、今日はとにかく身体がしんどかった。ツーがましになったとは言え、体の倦怠感に終始襲われていた。そして、これはどうしてだろうか、やたらと動機や息切れ、立ちくらみのようなめまいに見舞われた。これは様子をみないといけない。
約束の用事が終わって、高槻にて途中下車する。職場に行く。変わったことは何もなさそうだ。留守番電話も入っていないし、金曜日に臨時休業の告知もサイトに載せておいたおかげもあるだろう。
職場を出て、喫茶店にて一時間ほど勉強する。昨日、一昨日と、そして今日の日中も含めて、ひどく停滞感を覚えている。帰宅したら、きっと、疲れたとか言って休んでしまうだろうから、帰る前に勉強しておく。
帰宅したら、案の定、どっと疲れが出てきた。予定ではサイトの原稿を書くことになっていたけれど、それはカットして、このブログだけにする。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)
(付記)
ツーのやつは、無理を重ねてきてる頃に顔を出すという厄介者だ。飲酒の影響ももちろんあるけど、無理をして、トイレにも行かなくなるようなことが続くと、顔を出すようでもある。従って、こいつが顔を出すということは、無理をしているというサインでもあるように思っている。
(平成29年1月)