4月7日(水):死の準備
毎日コロナの恐怖と戦いながら生きている。僕は感染したら、まず重症化すると思う。重症化したら多分死ぬだろうと思っている。けっこう確信している。今日、生きているのが不思議なくらいである。
大阪は感染者数が激増している。おそらく、あの数字に含まれていない感染者も相当いるはずである。僕もこれまでにヤバイと感じたことが幾度かある。感染したと思った経験だ。とにかく、いつ感染してもおかしくないと覚悟しておかなければならない。
その感染であるが、これからも猛威を揮うことが言われている。僕は自分が来年まで生きている気がしない。年内に死んでしまうのではないかという不安を抱えている。
どうせいつか死ぬなら、それまでにやり残していることはやってしまおう。どっちみち死んでしまえば、今抱えている諸々の心配事なんてどうでもよくなる。自分のために生きよう。
昨日はまだ痛かったけれど、今日はだいぶん足の痛みが治まっている。膝並びに足首もそれなりに動かせるようになった。まだ多少の痛みが残っているとは言え、ここまで回復したら活動も可能になってくる。
やり残していることをやろう。サイト、ブログも未公開の原稿がわんさかある。それらも見直して、公開できるものは公開していこう。ブログなんて昨年の後半はまったく公開していないありさまだ。原稿は書いたのに、どうも気に入らなかったのだ。
僕が気に入るか気に入らないかは問わないでおこう。僕は自分の書いているものに一切の価値を認めない。常に何か言い足りず、何か不満が残るのだ。満足するものができるまで公開しないでおこうという気持ちもあるのだけれど、もうそれも中止だ。ほどほどのところで公開していこう。どっちみち、こういうサイトはあまりきちんと閲覧されないものだと僕は信じているので、いくら素晴らしい内容を作っても意味がなさそうに思うのだ。
とりあえず直近のものから。今年の2月、3月分の未公開ブログを公開した。インデックスも2月分は終わらせた。3月分は明日に回そう。ちょっと今日はそこまでやる時間がなさそうだ。中途で終わらせるのは控えたい。できるだけ一回で終わらせたい。
その他、原稿のメモがあるのだけれど、そこから4ページ分の原稿を書いた。メモに残しているものも文章化していこう。
その他、やり残していることはすべてやってしまおう。いつかやろうと思っていたこと、時間があればやろうと思っていたこと、たくさんある。未練を残して死を迎えるよりも、すべてやり終えて死を迎える方がどれほど幸せなことであるか。
人とももっと会いたい。新規のクライアントさんも大歓迎だ。
それに僕自身の身辺の整理も再開していこう。いつ死を迎えても、後の人が困らないように手配しておかなければならないし、生きているうちにできるだけのことはしていこう。そうして僕は死の準備をする。
これを終活などと思わないでほしい。僕がやっているのは紛れもなく生活なのだ。生きる活動なのだ。たくさんのことをしなければならない。一つ一つ取り組んでいく。生ある限り僕は僕の課題を遂行していく。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)