4月28日:習慣は崩さず

4月28日(日):習慣は崩さず

 

 10連休の2日目。この10連休中、1日は定休日で、6日は仕事が入っている。完全に空きの日が3日ある。この3日のうち2日はジャズストだ。その日は極力仕事を入れないようにした。騒音と人出でにぎわうからである。

 

 仕事の方は、昨日は少しばかり忙しかったけど、あとはそれほどでもない。一日一日の仕事量はさほどでもない。そして、空き時間に大掃除をやってしまわないと。

 それに加えて、書かなければならないものもある。動画広告のコラムを始め、提携先への文書も作成しなくてはならない。なかなかゆっくりできるヒマはなさそうである。

 

 本も、止せばいいのに、ついつい買ってしまった。連休前に古書店でトータル9冊も買ってしまった。全部で1200円ほどの出費だった。その値段であれだけの知を購入できるのなら安いものである。ただ、読む時間が確保できるかどうかが不明である。それでも、早速、今日から読み始めた。いきなり4冊も並行して読み始める。

 

 昨日、面白いことを言う人がいたな。この10連休に関して、日本人は休みすぎだと。それは僕も同意見だ。ただ、その人曰く、これだけ休日が増えたのは陰謀のためだと言う。日本人は働きすぎだと諸外国からバッシングを受けていた時代があったが、そういうバッシングをすることで日本人を休ませようとしたのだと言う。そうして経済的に日本を縮小させるという陰謀が働いているのだと言う。

 その人の言うことが正しいのかどうかは知らない。国際情勢に僕は疎いものだから、「ふーん、そんなもんかいなあ」と思う程度だ。いや、正直に言えば、けっこうな妄想じゃないかとさえ思ったくらいだ。

 僕の理由はもっと簡潔だ。トップの支持が得られるからである。働かせるリーダーよりも、休みを与えてくれるリーダーの方が支持されるからである。実際、これはヒトラーの政策でもあったと聞いたことがある。国民に休日を与えると支持が得られるのである。だからと言って、日本のやり方がナチスに似てきたとまでは言うつもりはない。

 

 まあ、なんにせよ、僕は僕の生活を崩さない。連休はどこにも行かない。定休日以外は職場に出る。その習慣だけは崩さないようにしたいものだ。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

 

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