3月27日(月):いつまで生きられるか
昨夜は遅くなり、今朝も寝坊した。
寝ている間に夢を見た。仲間数人で楽しく過ごしているといった内容の夢だ。その中で覚えている場面が二つある。
一つは僕が昔みたいに走っている場面だ。「ああ、走れてる」と感動しながら走った。
もう一つは、どういう展開でそうなったのか不明だけれど、僕は女性と寝ている。お互いに全裸だ。彼女は半分寝ているような感じだったが、どういうわけかセックスする。
現実には昔のように走れることもないし、ましてや女性とセックスするなんてことは今後の人生では望めないことである。ただ、走る方は、先日、どうしても急ぐ用事のためにちょっと走ったことがある。当然、ちゃんと走れはしなかったが、思ったよりも走れたという体感がある。また走れるだろうか。セックスはもうどうだっていいのだが。
さて、起床してからは具合が悪かった。朝晩の冷え込みが堪える。膝の具合もよろしくない。歩行に困難が生じているわけではないものの、違和感を覚える。
午後から活動開始だ。今日は銀行を回らないといけないのに、出遅れた。最初の電車に乗り遅れる。ここで15分ほどタイムロスが生まれる。
乗り換えを一回するのだが、今しも出発しそうだ。これを逃すとさらに10分ほどタイムロスが生まれる。僕は走った。走れない足で走った。やはり、ちゃんと走れてはいないのだけれど、思っていたよりかは走れた。
高槻に着いてから、職場と銀行を往復する。僕の不手際で往復回数が増えたのだ。いくつかは間に合い、いくつかは間に合わなかった。もうどうでもいいや、という気持ちになって職場に戻る。15時過ぎていた。歩数はその時点で1万歩近くになっていた。
本を読んで勉強する。メドニックの『学習』を読む。行動主義並びに学習心理学についてのよきテキストであり、僕は重宝している。本文は140ページ程度のものなので、一日あれば読めるものだ。昨日から読み始めたもので、今日は残りの2章を読む。この本を読むのも何度目だろうか。
夕方、空腹に襲われる。昼食がまだなので確かに腹も減る。何か食おうにも、今朝は急いでいたので弁当も用意していない。あまり気が乗らないけれど、外食するか、何か買いに行こうと決める。
再び通りに出る。店はいろいろあるけれど、何を食べたいとかいうものもない。とりあえず、パチンコ屋に行って、喫煙しながら考えよう。
このラッキーセンターも3月いっぱいで閉店か。またタバコスポットがなくなるな。59年もパチンコ屋でやってきた店だ。60年まで頑張ってほしいところである。
タバコを喫っていると、一人の男性が店内から出てきた。彼は僕に声をかける。景品交換所はどこだと尋ねるので、僕は教える。
すると彼は手にしていた袋を「これ、あげる」と言って僕に差し出した。パチンコの戦利品だろう。小さなお菓子などが入っていた。僕は最初は辞退した。でも、彼はこれから用事があって出かけるので、これを持っていると邪魔になるとかなんとか言うので、僕はそれならということで貰っておいた。
親切でくれたのだろうか。それとも、僕が貧相に見えたのだろうか。意味もなく恵んでもらった気がしている。
その後、その周辺をウロウロする。空腹を処理しなければ。結局、立ち食いうどんに決まる。400円の天ぷらうどんを食す。しかし、以前は360円とかで、その前は320円くらいの時代があったように記憶している。値段が上がったな。
時間が中途半端なので、店内は客が僕一人だ。店員のおばさんたちがお喋りしている。この店に来る常連さんたちの噂話だ。僕もこの店にはチョイチョイ来てるのだけれど、僕の知らないところで噂とかされているのだろうか、などと思ったりした。
職場に戻る。サイト作業をやろうと決める。
ブログがどこまで復旧していたかな。2013年の3月からか。今日は20ページほど復旧した。10ページやるのに大体1時間かかる。2013年が残り90ページほどだ。2012年が130ページほどか。一日10ページずつ公開していけば3週間程度で終わるのか。ブログを先に終わらせてもいいかとも思った。
サイトのデータも参照する。一日の閲覧者数は増えることはないのだけれど、閲覧ページが飛躍的に伸びている。そういうのがいい。いろんなページを見てくれる方が、人数だけ増えるよりもましなような気がしている。
その後、セキュリティのアップグレードがあって、作業を中断する。パソコンを再起動させて、このブログを書いている。公開作業は今日は終了だ。時刻は21時を回っている。実はこの後、深夜勤務を控えている。今日は仕事をこなせるだろうか、と今から不安に襲われている。
とにかく、今日も一日生きた。いつまでこんなふうに生きられるだろうか。生きられる時間を大切にしたい。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)