3月2日(火):「破夢運夢の夢」
「破夢運夢の夢」
小学校時代の同窓会のような感じだった。懐かしい顔ぶれが集まっていた。どこかの旅館のような感じの建物で、僕たちはホールみたいな部屋にいた。僕たちはお互いに立ち話をしている。みんな大人になっているけれど、顔の感じは昔のままだった。
僕の周りで僕のことを甲斐甲斐しく面倒見てくれる女性がいた。彼女はすごいバイタリティのある人で、活発に動き回っていた。この会の幹事の一人でもあった。
食事の用意ができたということなので、僕たちは宴会場へ向かう。4人掛けのテーブルがいくつも並んでいて、僕は僕の番号の席に座る。隣はN君だった。向かいの二人は女性で、Kさんと僕の面倒を見てくれていた女性だった。彼女が僕の正面の席だった。
食事の最中だったけれど舞台で何かやるとのことだった。見ると、僕の面倒をみてくれていたあの女性が舞台に立って踊っている。でも、その踊りというものがとてもコミカルな動きをするので、みんな面白がって見ていたし、僕も思わず笑ってしまった。
芸を終えて戻ってきた彼女に僕は面白かったよと伝える。そして、あれは相当練習したんだろうねということを言った。彼女はそうだと答える。
やがて宴会も終わり、僕たちは散り散りになる。僕は一人離れてベンチに座っていた。すると彼女がやってきて僕に一枚の紙を手渡す。なんか有名な占い師さんみたいな人を呼んでいて、一人一人を占うということをやっていたそうだ。僕がいなかったので、僕の分の占いを書いてもらって、彼女がそれを僕の所まで持ってきてくれたのだった。
紙には「破夢運夢」という不思議な言葉が書かれていた。どういうことなんだろうと僕が言うと、彼女は説明してくれた。僕は人の夢を破って、新しい夢を運ぶ人なんだそうだ。なんだかありがたいようなそうでないような占いだなと僕は思った。
その後、僕は家に帰った。
この一週間、上記のほかにもいくつか夢を見たのだけれど、あまり覚えていない。覚えていたとしても、断片的でまとまった内容を把握できていない。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)