2月9日(火):人生という呪縛
究極に足が痛い。膝を中心にその上下に筋が痛む。それに伴って他の部位も痛くなってくる。近いうちにまたあの腰痛に悩まされることになりそうだ。
今日は夜中の2時頃に起きた。というか寝られないのだ。寝ても、寝返りなんかを打った瞬間にズキッと痛みが走り、それで目覚める。その繰り返しだった。2時頃には無駄な抵抗はやめて起きていることにした。
パソコンを引っ張り出して、布団の中でサイトの原稿を書いて朝まで過ごす。読む人がいるのかどうかもわからないサイトの原稿を書く。大部分は自己満足であり、大部分は無駄な仕事であると勘づいている。
朝食後に少し眠った。それから高槻に出る。高槻に着いたのは昼過ぎだった。そこからひたすら勉強する。本当は今週は大掃除並びに身辺整理をする週の予定だった。昨日から着手しているはずであった。この足ではとてもそんなことできない。予定変更となった次第だ。
パラノイアについて、今週は復習しておこうかと思う。ラカンを中心に、クレペリンをはじめ、その他の関連するものも読もうという計画である。4時間ほど勉強できた。
そこから帰宅。18時過ぎころだ。寝不足もあってかなりしんどい。おまけに足が痛く、庇いながら歩くのでとかく疲れる。電車がまた混んでる。緊急事態宣言下なのに、なんでこんなに人が多いのかと思ってしまう。
帰宅して、夕食、少し休憩。20時半から4時間ほどブログとサイト原稿を書く。正直言って、かなりクタクタだ。ともかく一日を使い切ることを目指す。
コロナが恐ろしい。僕も感染していておかしくないと思っている。毎日外出して、満員の電車に乗って、人と会ってということをやっている。どこかで感染していても不思議ではない。
世界ではワクチン接種をした人が1億人を超えたそうである。日本は未だである。おまけに一本で6回打てると見込んでいたものが、5回しか打てないと判明したそうだ。これで接種人数の調整が行われることになるだろうし、計画も変更されるだろうし、ワクチンが不足するという事態も生まれるだろう。ホント、日本はグダグダだ。
コロナに感染していたら、僕は重症化する自信があるので、まず助からないだろう。コロナなんかで死ぬのはイヤであるが、それも仕方がない。人間の命は意図的にどうこうできるものではないんだから。ただ、いつ死んでもいいのであるが、もう少し時間が欲しいところである。あと2年くらいの寿命は欲しい。それまでにやっておくことはやっておきたい。
こんな足だ。長生きしても楽しいことはないだろう。もともと人生を楽しもうという発想が僕には無い。人生とは、それ自体呪縛である。誰も自らの生い立ちから逃れることはできないのだ。僕は僕の生を全うして、そうして呪縛から解放されたいと願っている。それを達成できるまでの生を望む。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)