2月13日:ウデよりスタイル

2月13日(木):ウデよりスタイル

 

 この一週間、お酒は飲んでいない。これは事実だ。ちょうど一週間になる。

 家にも真っ直ぐ帰っている。こちらは半分事実だ。仕事が終わって、家に帰る前にウォーキングをやる日もある。いずれにしても酒は飲んでいない。

 しばらく足の具合が悪かった。今もまだ本調子ではないけれど、かなりましである。今日は温いから一層ましだ。少しずつ足のリハビリを始めている。あくまでも少しずつだ。一度にやるとどこか痛めてしまう。それに、足の具合が悪い状態でやったら、不自然な姿勢でやることになるので、どこか他の身体箇所に負担がかかり、そこを痛めてしまうこともある。他を痛めないように慎重にやっていこうと思う。

 サイトも少し作り替えをする予定だ。ブログのインデックスから始めようと思う。1ページで2年分は多すぎる。他にも改善したい箇所がある。半年くらいのスパンでやっていこうと今は考えている。

 大掃除のこともやらなければならない。昨年末は不十分にしかできていないので、5月の連休にはしっかりできるように今から準備を始めておく。

 職場の大掃除に加えて、身辺のこともスッキリさせたい。それも徐々に取り組んではいる。

 仕事ももっとやりたい。そのためにはいろんなことを学んでおかなければならない。仕事が増えるかどうかは僕個人の力の及ばないところもあるから、これは気長に取り組むことにして、学びの方は今でも十分にできる。最近は今までよりも本をよく読むようになった。

 今、禁酒をしているので、タバコの方は大目にみているけれど、ちょっとばかり分量が増えた。ゆくゆくは禁煙にも取り組まなければならない。いつまでもタバコのことで神経を使うわけにはいかない。心的エネルギーを節約しなくては。

 実にいろんなことをやっていかなくてはならない。時間がいくらあっても足りないくらいだ。当然、このブログも書いていかなければならない。と言うのは、人はこのブログを通して僕を知ってくれるからだ。僕と外部の人とを結ぶ唯一のパイプラインがこのブログなので、疎かにするわけにはいかないのだ。

 

 サイトの方は滞っている。「被虐待児のその後」ページも中止中だ。あれは7人のクライアントに基づいて書く予定をしていた。書き始めた当時、一人だけが継続中だった。しかし、あれを見たわけではないんだろうけれど、昨年後半から7人中4人が再び来るようになった。彼らとのカウンセリングが再開したので、どうも書くのが憚られるようになったのだ。あのページはしばらく保留だ。

 その分、他のページに取り組もう。未公開の原稿もけっこうあるし、未完成のものもたくさんある。そういうのを完成させて公開していこうかとも考えている。まあ、これに関しては未定な部分も多いが。

 

 さて、今日一日、上述のことにそれぞれ取り組んでいたが、最近寝不足続きで今夜は睡魔に襲われっぱなしだ。帰宅後も本を読んでいたが眠気が襲ってくる。眠ってしまわないようにとテレビをつける。何か音がしていたら違うだろうと思ったからだ。

 BSで「お笑い演芸館」をやってたので、それにする。何気なく聞いている。若手の芸人さんたちはまったく知らない。人気がある人たちなんだろう。

 若手でも、ああやってテレビに出られるのはごくわずかな人たちなんだそうだ。大部分の芸人さんたちは日の目を見ることなく終わるそうだ。考えてみれば可哀そうである。

 加えて、テレビに出られるのも一時的である場合も多い。要するに「一発屋」と呼ばれている人たちのことだ。人気を維持するのは、売れること以上に難しいことなのかもしれない。

 僕はお笑いには無頓着だ。どんな人たちがいるのか知らないし、ほとんど興味もない。見ていて思うのは、ネタよりもスタイルだ。技術的なことよりも、その人たちのスタイルの方が重要だ。そんな感じを受ける。同じことは音楽などの芸術の諸分野でも言えることだ。

 スタイルというのは、別の言葉で言えば個性ということになろうか。どれだけウデがあっても、個性が際立っていないと、他と一緒ということになってしまう。その他大勢に括られてしまう。どんな分野であれ、スタイルの確立がこれからはウエイトを占めるだろうと思う。

 僕も僕のスタイルを築きたいと思う。このサイトは十分個性的であるそうだが、僕は全然満足していない。不満だらけだ。売れようが売れまいが、僕は満足できるまでこれを続けていきたいと思っている。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

 

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