12月8日:外回り 

12月8日(金):外回り 

 

 現在、金曜日はそれほど忙しくはないのだけど、それをいいことに、今日は予約を入れないでおいた。一日空けておいた。その分、外回り関係のことをやっておく。 

 

 午前中は少し家のことをやって、それから高槻へ出る。しばらくパソコン関係のことをする。サイトの原稿も一本書いておく。 

 午後から銀行を三軒回る。どういうわけか引き落としのできていないものがある。昨日気づいた。それでこちらから振り込むことにした。それともう一件、これは僕がうっかりして忘れていた支払いがあったので、それも処理した。お金が出て行くばかりだ。 

 それからコピーをとる。ちらほら来年の予約が入り始めている。来年一年分の予約表をコピーする。その他、予約表や記録紙などもコピーしておく。一年分とは言わなくても、当分、それらで煩わされないように多めにコピーしておいた。 

 書店に行く。来年の手帳を買う。その他、必要なものなどを買っておく。 

 そんなことをやっていると夕方になった。喫茶店に入って、そこでいくつかの作業をする。予約表を作成し、すでに決定している予定を手帳に書き込む。そこで本も読む。 

 今読んでいるのは一般心理学系のものだ。マレーの『動機と情緒』である。古い本だけど、一時期はあちこちで参考文献に挙げられていたほどよく読まれていた本だ。この心理学分野では古典的名著とみなしてもいいのではないかと思う。確かに1960年頃の本なので古いことは古いが、今読んでも面白く感じる。 

 今までよりも予定をしっかり組まなければならないと実感している。やること、やらなければならないこと、やった方がいいこと、やりたいと思うこと、ありとあらゆる予定が生まれている。とても全部はこなしきれない。ただでさえ仕事のことやその関係のことで追われている。けっこうな手一杯だ。それを少しでも効率よく処理していくには、事前に予定を組んでおかなければならない。 

 その後、職場に戻る。当初の予定では100円ショップにも寄って消耗品の類を揃えておくことになっていた。荷物が多くなったので、それは延期ということにしよう。もう一度外出してもよかったけど、雨も降り始めたし、億劫だ。 

 

 それでこのブログを書いている。 

 しばらく書いていなかった。何かと忙しかったというのもあるし、心身の具合もよろしくなかった。一方では疲労感に襲われ、他方では焦燥感に駆られる、そんな状態が続いている。気持ちが落ち着かない。 

 そんな状態なので、集中が持続しない。時折、集中が抜けて、放心している自分に気づく。その場にいることが分かっているのに、心だけ遊離したかのようだ。それに気づいて、すぐに自分に戻り、今やっていることに集中しようとするが、それも長くは続かず、また遊離するといったことの繰り返しだ。 

 一番怖いのは面接中にそうなることだ。心ここにあらずといった状態がクライアントに見えないようにしなければならない。とは言え、面接中はあまりそういう状態にはならない。瞬間的に放心してしまう。今の一言を聞き逃してしまう。なんとかそれがバレないように装っているが、そのうちボロが出るかもしれない。早急に改善していこう。 

 

 今年も忘年会に誘われている。気が乗らない。行きつけのお店のメンバーでやるのだ。毎年誘われるのだけど、毎年断っている。ついに、今年が最後だからということで、かなり強引な勧誘を受けた。それを断れずにこうなったのだけど、こちらも強引に断っておけばよかったとも思う。今はちょっと後悔している。 

 忘年会とか、ああいう宴席は苦手だ。カラオケを歌う人もあるが、カラオケほど迷惑千万なものはないと思っている。 

 まあ、仕方がないか。問題はメンバーの中にの悪い人間がいるというところだ。以前、ちょっとしたケンカをやらかした相手だ。僕は大嫌いである。その人と接触してしまわないように、僕は僕で知人を招待した。間に入ってくれる人を確保しなければならない。 

 今夜、その人と会うことになっている。会って、事情を話しておこうと思う。もし、その人との間で雰囲気が悪くなったり、僕がイラッとなっているのに気づいたら、どうか間に入ってくれと頼んでおかないと、今の僕がこんな状態だから、ホント、大喧嘩とかやりかねない。 

 ああ、それはいいとしても、こういう付き合いを減らしたいと思っているのに、なかなかそうならないのがもどかしい。今は交際を少なくしたいのに。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

PAGE TOP