12月12日(水):僕の計画
この4日間、連続で徹夜仕事だった。それが終わって、今はホッとしている。夜勤明けにこれを書いている。
昨夜はコンビニの方の夜勤をしてきた。年末にかけて、客足は遠のいていくだろう。とても暇な夜勤だった。それでも助かった面がある。昨夜はとても疲れていて、仕事中も朝までもつかどうかが気になって仕方がなかった。普段の夜勤ではしないのだけれど、事務所で座って休んだりもした。とても、疲れた。
いや、疲れたなんて言うのは10年早い。とは言っても、疲労は溜まるものだ。何とか、通常の作業はこなしたし、僕がやろうと決めていた仕事もこなした。コンビニの夜勤なんてヒマだと思う人もあるかもしれないけれど、そんなこともない。けっこう、細かい作業がいくつもあるのだ。ヒマだと言う人がいるとすれば、それは仕事をしない人だ。
僕はいくつか負債を抱えている。事業をしている人なら当然のことだ。松下幸之助は、絶対借金をしてはいけないと戒めていたそうだが、それは正しい。借金なり、リースなり、ローンを組んだりすると、後々の返済、支払が本当に負担になる。松下幸之助亡き後、パナソニックは多大な借金をするようになったのだそうだが、それが今になって首が回らなくなっているそうだ。創始者の教えを守っていれば良かったのに、僕は他人事ながらそう思ってしまう。
僕の場合、ローンや借金は自分の責任においてしたものであるが、リースなんて組みたくて組んだものではないのだ。契約上、組まされてしまったのだ。こいつらが本当に忌々しい。早い分では来年に終わる。最終で4年後だ。僕はそれを後2年ないし、2年半で、前倒しで支払って、終えてしまおうって考えている。だから、無理な予定も組まなければならなくなっているのだ。疲れたなんて言ってられない。
負債の一件一件は高額ではないけれど、数が多いのだ。来年は4件終わらせるという計画を立てている。その内の2件は自然と終わるのだけれど、後の2件は前倒しでやっていく。これまで、支払が遅れたということは何回もあったが、次回の引き落としまでに何とか支払ってきている。ため込んだことはないし、踏み倒すつもりもない。もはや、支払う意味のないリース代金であっても、契約上、そうなっているというのであれば、僕は必ず支払う。リースを組んだ連中、これはすべてインターネット関連の企業だけど、彼らはもはややっていけていない。僕は何としてでも支払って、終わらせてみせる。その以後も存続してみせる。いやらしい言い方をすると、あの連中よりも僕の方が力があるということを誇示したいのだ。だから、何としても負けるわけにはいかない。
そういう訳の分からない闘志を剥き出しにして仕事をしているせいか、コンビニの方では、一緒にシフトに入っている人から、「怒っていない?」などと尋ねられることがちょくちょくある。決して怒っているわけではない。いや、正確に言うと、その人たちに対して怒っているのではなくて、いちいちリース契約を組ませた連中に対しての怒りを抱えているだけである。僕はそれに対して、契約をきちんと履行したという形で応酬しようとしているだけなのだ。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)