10月4日:今のところ希望なし 

10月4日(木):今のところ希望なし

 

 今日もまた足の激しい痛みに悩まされた。もはや両足が痛むのである。

普通に歩けず、痛い所を庇っているので、身体の他の部位に余計に負担がかかる。現在、腰の右側辺りと肩に負担を感じている。肩というのは、立ち上がる時なんかに足の力だけでは立てないので、腕も使用するためである。

足が治ると、今度はこれらが悪くなうのだろう。こんなことの繰り返しには、いい加減、ウンザリしている。

 

 夕べも痛くて眠れず、夜の2時半頃目覚めた、その時に鎮痛剤を飲んだのだ。それが午後まで効いていた。これが効用を発揮している間に、新たな鎮痛剤を購入しておく。午前の面接を済ませて、昼休みに買いに行く。本来なら、昼休みは電話番をしていなければならないのだけど、構うものか、今のうちに行っておかなければ、後になるほどキツクなることが分かっているのだから、そんなこと言ってられない。

 

 午後からの仕事もこなしたが、夕方頃、新たに痛みが生まれた。激痛がする。これはツーの奴だなと思った。それに、薬を飲んでからもう12時間以上経過しているので、そろそろ薬の効用が切れるはずである。僕は慌てて鎮痛剤を飲む。

 昼休みに鎮痛剤を買ったのだけど、後で飲もうと決めたのが拙かった。まだ、最後の服薬分の効用が残っていたので、ついつい油断したのがいけなかった。それに、早い時間に服用すると、帰宅時には効用が薄れるのではないかという不安もあった。変に考えずに、昼休みに飲んでおくべきだった。

 

 現在18時。16時ころに服用した薬の効果がそろそろ実感されている。あれだけ痛かったのに、だいぶん楽になった。この後の仕事は入っていない。薬が効いている間に帰宅しようと思う。もう、今日はこれでお終いとしよう。

 

 この足のためにどれだけ仕事や活動を制限されていることだろうか。つくづくイヤになってくる。自分の身体も自分自身も。

 活動は必要最低限に制限し、それ以外は横になって過ごす。本ばかり読んでいるありさまだ。今日も一冊読み終えた。アーサー・マッケンの作品集だ。本ばかり読んで幸せなはずであるが、それも痛みがなければの話である。

 足を動かしていなくても、痛みが走ることが多々ある。時々、本に集中できないことがある。それも困ったものである。

 ツーの奴がそろそろ出てくるだろうとは覚悟していた。トイレの回数が極端に少ない日がある。そういう日が何日か続くと、その後には決まってツーの奴が出てくる。今回、先週の土日から月曜辺りがそういう日だった。台風の前後の期間だ。火曜日の定休日からはトイレの回数が元に戻りつつあった。何となくそれは実感している。

回数が減っても、その時にはなかなか気づかないものである。後になってそのことに気づくのだ。火曜日になってから、そう言えばこの三日間ほどトイレの回数が少なかったなということに気づくのである。そこから、近いうちにツーの奴が出てくるなという予感が生まれる。

ちなみに、今日は逆にトイレの回数が増えて仕方がなかった。足が痛くなってからこうなるのだ。トイレに行くのもけっこう大変である。毎回、足を引きずって行かなければならないからである。

いつまでこんな生活が続くのか、今のところ希望なしである。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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