10月3日:下がらない熱

10月3日(木):下がらない熱

 

 熱は多少マシである。今日は終日37度辺りを上下している。大きく上がりもしないけれど、下がることもない。フラフラする感じは残っているが、頭痛などは影を潜めた。喉は変わらず具合が悪い。

 とにかく、いつまでも熱があるからといってノンビリしているわけにもいかない。活動を開始しなくては。特にここ数日の遅れを取り戻さないといけない。

 

 今日は午前中は空きが生じていたので、外回り関係のことをやっておくことにする。これは本来、この前の火曜日にやる予定のものであった。

 まず、クリーニング店に行って、溜め込んでいた洗濯物を出す。早めに出しておかないと着る服がなくなってしまう。

 次に散髪だ。なかなか行く機会がなかった。やっと今日、行くことができたのだけど、おそらく、年内最後の散髪となるだろう。

 幸いなことに散髪は待ち時間なく、スムーズに終えた。理髪師さんの言葉がけに一々応答してしまうのは、僕の職業病みたいなものだ。

 続いて薬局だ。解熱剤を兼ねて鎮痛剤をけっこう消費してしまった。完全になくなる前に補充しておかなければならない。いざという時になかったりすると、かなり心的ダメージが大きい領分だからだ。

 その後、百均へ。電池その他、事務用品など、いくつかの消耗品を買い込んでおく。しかしながら、うっかりしていたのだけれど、職場で使うスリッパを補充しておくのを忘れてしまった。まあ、急ぎはしないので、これは次の回に回そう。

 続いて銀行へ記帳だ。月末の引き落としは何とか足りたけれど、月初めの引き落としはできなかった。火曜日に銀行に入金しておく予定だったのだ。結局、寝込んでしまったのでそれができなかったわけだ。引き落とし先に連絡しなければならないと思うと気が滅入る。

 それから昼食となる。できれば外食はしたくないのだけれど、なんとはなしにガッツリと食っておきたい気分だった。あれこれ思案した挙句、いつものカレー屋に決まる。ココイチさんだ。

 ココイチさんでは、400グラムの4辛が僕の定番だ。今日は豪勢にメンチカツをトッピングする。カレーが出来上がる。トッピングが加わるとボリューム感が高くなるな。早速、ご飯の上に乗っかっているメンチカツを脇へどける。ハッキリ言ってトッピングは邪魔だ。じゃあ、何のためにトッピングしたんだと言われそうだ。このメンチカツはお口直し用の当てなのだ。カレーに飽きがきた時のためのものである。

 外に出て、喫煙所でタバコを喫う。さて、これから職場入りである。職場に入ると、少し時間的に余裕があるので、まずは一休みする。それから準備をして、買い物した品物を整理して、そうして午後からの予定に臨む。

 熱も測ってみたところ、37度を少し超えていた。やはり熱は下がってはおらんかった。こんな体調だけれど、その割には午前中はよく動けた方だと思う。

 

 夜。一応、今日の予定はこなした。満足はしていない。それでも特に大きな問題もなく予定はこなせたので、それで良しとする。電話連絡関係は明日にしよう。その他、片付けなどの作業も今日はもうクタクタで、明日に回すことにした。

 今日は少しも触っていないパソコンを持ち帰ることにする。それで近所の喫茶店でこのブログを書いている。ついでに鎮痛剤も飲んでおこう。

 退室前にもう一度体温を測ったけれど、37度チョイといったところだった。微熱程度だけれど、どうしても37度を下らない。本当にイヤになる。

 下半期に入って早三日。何の進展もない。停滞したままだ。気持ちだけ先走る。それで焦燥感に駆られて作業に着手するものの、まもなく、頭がフラフラしてくる。この熱を下げるのが先だと解熱剤、つまり鎮痛剤を服用する。頭痛その他の痛みもそれで鎮められる。薬の効能が続く間だけ順調に行く、そんな感じである。

 つくづく、自分がイヤになっている。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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