10月17日(火):この二日間
日から月にかけてと、月から火にかけて、夜はセブンでバイトしていたが、両日とも8時間勤務となった。8時間働くことはいいのだけれど、足に堪えている。
日曜から月曜にかけて、つまり15日から16日にかけてということだけど、この日の勤務は特にきつかった。前半はまだましだったのに、後半になるほど足が痛くなってくる。歩行に支障を来すほど痛みが走る。足首の辺りと筋が痛む。悪い方のヒザの具合も良くない。加えて、右足親指の爪が割れそうに痛い。夜中の3時ころになると、あと3時間とは言え、朝までもつだろうかと心配になったほどだ。
昨晩から今朝にかけての勤務では、鎮痛剤をあらかじめ服用しておいた。気持ちの上でも安心感がある。前日よりもましであったとは言え、それでも足に堪えたのは事実だ。
前半は新人さんと一緒だ。僕ともう一人、それに新人さんと三人体制のシフトだ。この新人が本当に役立たずだった。まあ、新人さんだから大目にみるつもりであるけれど、おそらく、彼は仕事に上達することはないだろう。勤勉さに欠けているところがあって、これは仕事が不慣れとは別次元の話である。パーソナリティに関わるところの話である。
あの新人さんとは今後一緒に入りたくないなという気持ちが生まれている。あまり可能性としては高くないのだけれど、場合によってはそういう機会があるかもしれないので、そうなった時のことも考えておかなければとも思っている。
それとは別に、昨晩は入荷量が多かった。その他の作業も多かった。それに役に立たん新人がいるのだからとかくキツかった。
入荷量が多いのは構わない。それよりも入荷した品が売り場に並ばないことの方が腹立たしい。12個入ってきて、売り場に一つか二つしか入らないとかいうことであれば、この商品は何も今日入荷しなくてもいいのではないかと思ってしまう。なんか無駄な作業をした気になる。加えて、入荷量が多くても、それで売り場が埋まればまだやった甲斐もあるというものだ。入荷量は多く、陳列して、それでも売り場に穴が開いているってどういうこっちゃと思ってしまう。
作業の方は、キャンペーンとかの入れ替えがある日なので、なにかと多かった。この商品をこの棚に並べること。そのような指示が出ている。それはいい。しかし、その商品が棚に入らないのである。こういうのが腹立たしい。結果、下の棚を一段下げ、上の棚を一段上げて、なんとか陳列に成功する。当然、新人なんか手を貸そうともしない。そういうところで差がつくものである。その棚がけっこう重くて、動かしている間は片手で支えていないといけないのだけれど、そのタイミングで時間が来たから上がりますなんて新人が言ってくる。相手にしとられんわ。
こうして作業に遅れが生じる。なお悪いことに、客がダラダラと入店してくる。一人買い物を終えては、次の一人が入店してくるといった感じだ。作業の手を取られる。それはまだ許せても、店外の掃除をしたいのだ。掃除道具を持って表に出ようとした瞬間に客が入ってくる。今日は何もかもがツイてない。なにもかもタイミングが悪い。本当はよろしくないんだけれど、ダラダラと買い物する客に付き合いきれないので、その客を一人店内に残したまま、僕は店外清掃を実施する。無人の店に一人置いておかれると、客も安心できないことだろうけど、構うもんか。
4時ころから、遅れている作業は後回しにすることにして、通常の作業に追いつこうとかなり飛ばした。で、こんな時に限ってナナコカードの申し込みを言ってくる。
僕はアプリのパンフレットを渡した。QRコードを読み取って手続きすればよい。ところがその客はカードの方を求める。正直に言うと、ナナコカードの受付をするのは初めてだ。どうするのだったか忘れてしまっていた。
申込用紙にバーコードがついているので、それをスキャンして、あとはレジ画面に表示される手順に従って操作する。それで完了。簡単だった。
でも、カードではなくアプリの方を勧めたのは理由がある。僕がラクをしたいというだけではないのだ。カードの方は、落としたり紛失したり、破損したりで、店員の手がそれで煩わされることもけっこうある。だからアプリにしてほしいのである。
それにしても、利用する方はどうか知らないけれど、ナナコカードのような電子マネーが便利なのかどうかは不明だ。レジを打つ方からすると、さほど便利とも思えないのである。
現金で買い物すると、財布からお金を出して渡すだけだ。それでお釣りを受け取る。電子マネーは、常に残高を気にしなければならず、残高を照合するのにもレジを通さなければならなかったりする。また、定期的にチャージもしないといけない。けっこう煩雑な作業のように思われてくる。確かに、お金を財布から取り出したり、お釣りを受け取ったりという手間が省けるかもしれないんだけれど、その一場面だけの便利しかないような気もしている。運営側はその一場面だけを売りにして、利用者側はその一場面だけで判断しているのかもしれない。これじゃ人間の視野が狭くなるはずだ。
まあ、どうでもいい。それで朝まで勤務する。そこから後回しにした作業を再開する。それだけに集中すれば15分ほどで片が付く作業だった。一応、それだけを終わらせておくが、僕の中では、やり残した仕事の方が多い。とかく不完全燃焼だった。
帰宅後はぐっすり眠る。両日ともそうだ。足の具合だけでなく、体の方もしんどい。少しでも休養を取ることに専念する。それでいながら、昨日と今日とで本を一冊、小著だけれど、読み終える。ブログに感想なんかを書いて残そうと、気持ちだけは動くが、体の方は動かずだ。
当面、こんな生活が続くことになりそうだ。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)