1月9日(月):自身の模索
今日は午前中は家のことをする予定であった。昨日の急遽アルバイトが入ったから予定を変更してもよかったのであるが、一応、家の方の予定は変えずにいこうと決めた。その代わり、朝はゆっくり寝さしてもらった。よく眠れたので、やはり疲労だったのだろう。
昼前に家を出て高槻に着く。駅周辺に振袖姿の女性たちが。そうか、今日は成人式だったのか。振り袖姿の女性たちが華やかだ。
しかし、華やかだと感じても、僕の気分は優れず。彼女たちはこれから人生の苦しみに喘ぐようになるんだろうな、などと暗い将来しか思い描けない。華やかだけに、より一層、彼女たちがかわいそうに思えてきた。
人は人、僕は僕と、余計な雑念を振り払って職場入りする。室内は昨日のまま。作業途中のままなので、雑然としている。散らかっている光景を見て、また僕の気分が落ち込む。億劫になってくる。昨日はバイトに行かず、これを終わらせた方が良かったなどとも思った。
少し休憩して、気を取り直して、作業にかかる。急がないでおこう。そう思うと気が楽になってくる。
HP関係のことも今日はする。サイト用の原稿を二つ書いた。まだ公開前のもので、文章や誤字脱字の校正、言い足りなかったところや抜け落ちているところなどのチェックもしていって、それから公開の運びとなる。先に公開してから修正してもいいのだけれど、最初にある程度のことはやっておきたい。
それを終えて、ブログの復旧をする。今週は2018年分をやってしまう。180ページほどある。そのうち、40ページを今日は公開した。いいペースである。もっと飛ばして2017年分までやってしまおうかとも思っている。他のページに手が回らなくなるが、こればかりやれば一週間で二年分は不可能ではない。
今日も夜はアルバイトである。今日のは前々から決まっていたことである。だから僕の今日の予定に含まれているものだ。ただ、今日も頑張ろうろいう気分にはなかなかなれず。朝から作業をしてきて、そろそろ疲れてきた。なんとか気力で乗り切ろうと思っている。
とにかく、生命が僕を捕まえて離さない限り、僕は生きなければならない。そして、生きている間にできるだけのことをしていこう。
40代までは蓄積する人生だったけれど、50歳からは捨てていく人生にしていこう。捨てていくというのは、僕自身が身軽になっていくという意味だ。本当に大事なものだけを残していこうと思う。身辺整理はその一つである。
また、それとは逆に、今の自分にどれだけのことができるだろうかということも知っていきたい。アルバイトはその一つである。何ができなくなっていて、何が今でもできるのか、さらには何が新たにできるのか、そういうことも日々模索していきたいと思っている。
さて、そろそろアルバイトに行く時間だ。今日もまた僕は僕自身を模索していくつもりだ。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)