1月7日(日):最悪ではない
今日は忙しい一日だった、朝から夕方まで予定がぎっしり詰まっていた。キツイと感じる場面もあったけど、こういう日もないと毎日が単調になってしまう。
現在、18時半。18時に本日最終のクライアントがお帰りになられた。日曜日は18時までと決めている。もちろん、それ以後に予約が入れば引き受けるけど、基本的に日曜の夜に入る人は少ない。
今日は新規の人はなしだ。みんな昨年から引き続いて来られた人たちだ。年が変わっても変わらぬ姿でお会いできるというのは、なんとも幸福なことではないかとも思った。
さて、このブログでは、あまり他人のことは書かないようにしている。あくまでも僕自身の記録にしたい。とは言え、他者との経験で感じたことや学んだこともあるので、そういう場合には多少とも他者に触れることになる場合もある。
親子というのは、本当に上手くいかないものだと、最近、よく思う。父親もまた子供のことを思うものである。よっぽど人格的に偏った父親でない限り、子供のことを思うものである。しかし、子供にはそれが伝わらない。
昨今の子供立場の人たちは、平然と親が悪いと断言する。時に断罪までする。子供が親にそこまでできる権利を一体誰が与えたのだろう。僕から見ると、本当は親の問題でも何でもないのであるが、彼らは親の問題だとする。
親は子供に関する責任を引き受けるが、問題を引き受ける必要はないと僕は思う。子供にとってそれが親の問題として映っていても、それは子供の側でどうにかする事柄であるかもしれない。
子供をしっかりした人間に育てようとすれば、親もまた強くならなければならない。一部の親たちはそれを回避したがる。その気持ちも察することはできるけど、回避してはいけないものもある。実際、親が強くなる、特に母親が逃げなくなると、家族が大きく動いていくものだと感じている。
その他、今日はあまり本も読めていない。
膝具合はやや不良。繰り返し「膝カックン」に襲われる。瞬時に力が入らない場面を多く経験する。
胃腸の具合もやや低下気味だった。それなのに、度々空腹感に襲われる。
要するに、体調は「並みの下」といったところだ。「並み」の範囲内だから、何も恐れることはないし、最悪のことが起きているわけでもなかった。
最悪のことが起きない限り、人生はなんとかなる。それに、最悪のことなんてそうそう起きるもんじゃない。少々のことに気を取られずに、猛進していこう。
今年に入って、このブログも毎日書いている。新たに始めた「パンセ集」や、夢、読書評なども加わり、毎日2つは書いている。何事も書いて残しておきたいという気持ちが今は強くなっている。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)