1月19日(木):ネット作業
前にも書いたと思うが、一か月の中に、なぜか暇な週が生まれるのである。大抵は二週目か三週目である。今週、今月の「暇週」に入っている。先週はそれなりに忙しかったが、今週は若干暇であり、来週がまた忙しいという感じである。
さて、暇な時にサイト作業をこなそうと決めている。あなたが見ているこのサイト、実は、僕はまったく気に入っていないのである。どうしても素人臭さがあって、自分で作っておきながら好きになれないのである。それならば、自分で納得のいくまで造りなおしていこうと決めているのであるが、どうしてもこの道の専門家が作るようには作ることができないのである。どこか不満足な点が残るのである。
トップページは前々から何とかしなければと思っていた。だんだんゴチャゴチャになってきた感じがしていたからである。イメージしていたのとはまったく違う仕上がりになっていたので、そこが気に入らなかったのだ。特にINDEXの項目だ。そこで、今日、このINDEX部分をすべて造りなおした。けっこう時間がかかってしまった。しかし、仕上がりを見て、まだましかなと思えるものにはなった。個人的にはもう少し手を加えたいのであるが。
まだまだ気に入らない部分はいくつもある。全体に統一感がないのである。書き方とか書式とかいうものを最初にきちんと決めていなかったので、その時々で多少の差異があるのである。これを今後は統一していこうと思っている。
これまで書いたものに対しても、言葉足らずな所や説明不足な所、意味が不明瞭な所などがいくつも目についている。一時期は一つの項目の分量にある程度制限を加えていたこともある。これは読む人があまり長時間かけなくてもいいようにという僕なりの配慮からそうしたのであるが、それもこのような個所を生み出す一因だったと思う。今では、分量のことなど気にもかけない。読む人は読むと僕は信じているからである。長文で、見ただけでイヤになるという人がいるとすれば、それはその程度の人なのだと思うようにしている。その程度というのは、自分の興味や関心事でありながら、時間をかけることができず、簡単に諦めるという意味である。そのような人がカウンセリングを受けても長続きはしないということを、僕は経験的に知っているのである。本当に読んでくれる人にだけ来てもらえればそれでいいのである。
また、読んで、それだけで満足しきっている人にも来てもらいたいとは思わなくなっている。いくら心理学の本を読んでも、そこにあるのはすべて他人の経験なのである。他人の経験を読んだだけで、何かが自分のモノになっていくとは限らない。自分のモノになってはいないのに、そのことに気づかず、「何となく分かった」ということだけで自己完結している人も少なくないと僕は思っている。そういう人は何も変わっていかないだろう。
真剣に生きようとする人に、自分自身をより良くしていく生き方を目指す人だけに、僕は来てほしいと思うし、このサイトも読んでほしいと思っている。そういう人と会っていると、僕自身、とても多くの学びが得られるのである。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)