１月１日（月）：元日の朝にて
昨夜はテレビを観ていて、そのまま不覚にも眠り込んだらしい。新年の朝をだらしなく迎えてしまった。当然、初夢どころじゃなかった。
居間に下りる。年に一度だけ、朝の挨拶がいつもと違う。
朝食を取る。昼前に職場に出る予定。職場にこもって、ずっと勉強していようと考えている。
一つのことを長く続けようと思えば、全力疾走してはいけない。短距離走から長距離走へと切り替えていかなければならない。そして、長距離を走るコツは、ペースを落としてでも決して止まってはいけないということだ。
まだ家を出るには早いから、その待ち時間にこのブログを書いている。
前夜の渋谷の様子がワイドショーで流されていた。カウントダウンで大勢の人が集まった場面が映し出されていた。まあ、大勢でワイワイするのも悪いことではないとは思う。それもいいだろう。僕には無縁だが。
みんなが集まって、それでやることもみんな一緒。写真を撮り、インスタグラムにアップするだけだ。多少変わったことをしようとする人もあるようだけど、大同小異でしかない。
ワイワイ騒ぐ。あのうちにどれくらいの人間が感情のコントロールをしてきただろうと思うね。むしろ、感情のコントロールをした結果があの騒ぎだったと言われても、僕は納得するね。
ある場面での感情コントロールは別場面での感情爆発を誘発するものである。感情というのは、生命にかかわる部分なので、人為的に何かをすれば、いつかそのしっぺ返しを食らうことになるものだ。
まあ、そんな話はいつかここでゆっくり展開しよう。朝からくだらんものを見せられて辟易してるだけである。
さて、新しい年も迎えたことだし、気持ちも新たにしていこうと思う。去年は原点回帰の年にしたいと思っていたけど、それも十分にはできなかった。したがって、去年と同じ目標を今年も掲げよう。原点回帰、初心に帰る年にしよう。カウンセリングを始めた初期の頃のあの情熱がもう一度欲しい。
その他、細かな目標は僕の中にあるけど、いちいち列挙しないでおこう。心の中にあるものをすべて書き連ねようとすると、ホントに面倒であるし、読む方もたいへんだろうと思う。
（寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー）
