8月7日(火):こんな一日
今日は定休日だ。今日こそ休む。
けど、休めたのは午前中だけだった。朝早く起きて、サイト作業を少しやって、それからまた少し眠ったのだ。
午後から、家の片づけをする。身辺整理の一環だ。4時間ほどぶっつづけで行う。足は痛み、立ったりしゃがんだりを繰り返すのがけっこう辛かった。しかし、できる時間のある時にできるだけやっておこうと思った。予定はすべてこなせなかったけど、8割程度はこなした。今日はこれで良しとしておこう。あまり無理すると、また腰痛とかに悩まされるようになるかもしれない。
夕方、休憩を兼ねて映画を観る。マカロニだ。久しぶりに「荒野の女ガンマン」を観る。実にB級だ。このB級感がたまらないと思うことがある。映画の話もどこかで展開したいものだが、なかなか手が回らない。
少し早めに夕食を採る。
その後はテレビを観る。例の「ちゃちゃ入れマンデー」だ。環状線周辺の行列ができる店を特集していた。いろんな店や料理が紹介されていたけど、何一つとして美味しそうと思うものがなかった。行ってみたいと思うようなところもなかった。
テレビを観ても面白くないのはそれだ。これは僕の方の問題なのだが、テレビで見ても、そこは別世界のことのようにしか体験されないのだ。行こうと思えば行ける場所であっても、身近に感じられず、遠い世界のお話のような感覚を覚える。軽い離人症状だな。
そのまま続けて「キメツケ」を観る。相変わらず、この番組はどうでもいいことをあれやこれやと議論しているな。
「ソロ活」という言葉も初めて知った。こんなの「ソロ活動」と言って何が悪いのだろう。まあ、要するに一人で行動することだ。「一人○○」と呼ばれるものだ。一人の方が気楽だという意見もある。連れがいると気を使うというわけだ。しかし、これは一人の方が気楽だということの本当の理由だろうか。僕はどうも違うような気がしている。
よかったのはコワモテの男性たちがスイーツのお店にデビューするコーナーくらいだ。あれは面白かった。自分のような人間が行くと場違いではないかなどと感じるのは、彼らが善良な証拠だ。虫も殺さぬ顔をして傍若無人な輩の方が面倒である。
その後、本を読んで過ごす。今日の身辺整理の中に本整理も含まれていた。懐かしい本と再会してしまい、ついつい何冊かを手にとって、読み始めてしまう。そうして今日一日が終わった次第である。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)