7月7日(日):7月に入って
7月に入って早くも一週間が過ぎようとしているな。僕の方は何かと忙しい日を送っている。ブログなんて書く時間もないくらいだ。いや、時間はあっても、ブログを書くくらいなら他のことをするんだな。要するに、ブログはいつも後回しになる作業になってしまって、それでまったく書けなくなってしまっているんだな。どうもそれはよろしくない。以前のように毎日書かなくてもいいけれど、時々は書いて、僕の記録を残しておいた方がいい。
とりあえず、この一週間くらいのことを書いて残しておこうか。
7月1日の月曜日は、夜勤明けで午後から面接をこなす。僕の中では「ちょっとキツイ」人になりつつあったクライアントだけれど、今回はなかなか有意義な話を聞くことができた。人が何か新しいことに取り組みだすという話は聴いていて一番嬉しい。
7月2日の火曜日は、面接こそなかったけれど、月末・月初めの諸々の業務のために、やはり深夜勤務明けで職場に直行したのだったな。
この深夜勤務はたいへんだったな。セブンの方だ。節電のために少しの間エアコンを切っていたのだ。お客さんも少ないし問題ないだろうと思っていた。でも、知らない間に店内の温度が上がっていたんだろう。什器からブザー音がなる。汗をかいて、タンクに水が満杯になっているとのことだ。これを失敗してしまった。タンクと什器本体とは一本のチューブでつながっている。チューブの上の部分を外さなければならなかったのだが、下の方が外れてしまった。その瞬間、タンク内の水が奔流しはじめて、その周辺を水浸しにしてしまったわけだ。それの処理に追われてしまった。センター便、パン、雑誌、お酒の検品並びに陳列を猛スピードで、40分ほどで、やっつけた。最後の最後でバタバタになってしまった。
それから高槻に直行したというわけだ。と言っても、大したことはできず、大半の時間を本を読んで過ごした。
この日、支払いを一つ終えた。来月から支払いが一件減ることになった。少しずつ肩の荷を減らしていこう。
7月3日の水曜日。同じく夜勤明けで高槻まで直行した。この日はローソンの方だ。入荷品がそれなりにあったのだけれど、けっこう体にというか足に堪えた。高槻に行っても、けっこう寝た切り状態で過ごした。横になって書いたり、読んだり、パソコンに打ち込んだりをして過ごす。そして、午後は早めに帰宅して、休養を取る。
7月4日の木曜日。前日に続きローソンの夜勤をこなす。この日は二台あるフライヤーの油交換をしなければならない日だ。前半は相方がいて、後半からワンオペになるのだけれど、相方さんがその他の仕事をかなりこなしてくれたので大いに助かった。
その後、高槻に出る。いくつか事務仕事をやって、後は本を読む。買っておきながら未読のまま放置されていたという本に着手する。これがけっこう面白くて、夢中になってしまう。
7月5日の金曜日は、セブンでの夜勤明けで一回帰宅したのだったな。家で、布団の上で少し寝たかった。午後から面接があるので、それに間に合うように起きればいいかといった感じだ。面接の方は、クライアントの事情で予定より遅れて始めることになった。クライアントのことは書かないようにしようと思うのだけれど、この人の場合、それほど深刻なわけではないけど、どこか危なっかしさを僕は感じている。気分がハイな時は少しだけ要注意だと思っている。少しセーブするなり、熟考を促したりする必要があるように感じている。
さて、面接を終えると僕はフリーだ。2月20日以来、毎日欠かさず夜勤をやっていて、今日は無理矢理休みを取ってやった。130日連勤ほどこなしたのだけれど、もういいや。これ以上記録を伸ばしても意味がなさそうだ。それに、数日前からこの日のことでアタマがいっぱいになっていた。何をしようかと、あれこれ思い描いて過ごしたものだ。
面接を終えると、後仕舞をして、外に出る。その辺を歩く。金曜日の晩ということもあって人が多いようだ。焼き鳥でも食ってやるかと、あるチェーン店に入る。満席だと言われた。しょうがないな。しばらく歩いて、飲み仲間のやってる焼き鳥屋に足を運ぶことにした。
別にこのお店が嫌いなわけではない。でも、こじんまりした店なので、僕が一人で席を占領しているのも申し訳なく思うし、あまりダラダラと長居するのも気が引けるのだ。そこで軽く食べ、飲む。そこも満席状態になったので、それ以上長居はせず、退散する。また今度、ゆっくり時間を過ごしたいと思う。
阪急駅周辺に出る。ガールズバーの人たちだろう。女性たちが立ちんぼしてる。今日は少しくらい散財してもいいと思っているので、声を駆けられたらホイホイついて行ってやろうと思っていたが、まったく声をかけられずである。ありゃ、きっと、見た目で判断されていたな、と思う。スーツ姿の人には声をかけているのに、みすぼらしい普段着の僕には声をかけないのだから。
それからいつもの呑み屋へ顔を出す。僕が姿を見せるのも久しぶりなんで、みんなからはビックリされたよ。今日は絶対にこの店に顔を出そうと思っていたけれど、顔を出したら出したで「ああ、そうそう、こんな感じだったな」といった感覚に陥る。いつもと変わらんなといった気持だ。
顔ぶれも以前のままだ。でも、僕が不在だった5か月の間に、何人かの新しい常連客が増えていた。そのうちの一人に40歳の女性がいるんだけれど、すでに3人くらいの男性客が狙っているそうだ。僕から見ると、その女性のどこがいいんだって思うのだけれど、蓼食う虫も好き好きというものか。でも、それを聞くと、ああ、またその種の面倒くさい話かと僕は辟易した。
野郎ばかりでワイワイ言って飲むのも楽しいものだ。女性がいると、華やかになるし、話題もまた違ったものになって、それはそれで楽しいものだ。いずれにしても、酒の付き合いはその場限りなのが一番良いと思っている。惚れたのなんだのってのは、周囲にとってはちょっとばかり面倒なんだな。なんか妙に気を使ったりしてしまうのだな。
呑み屋で出会いを求めるのもけっこうだ。個人の自由だ。でも、そういうのはなんだかイージーというか、手っ取り早く相手を見つけようというか、そんな感じがしてしまうのだ。個人的には好きではない。
7月6日の土曜日。呑み屋を後にして帰宅する。ラーメンでも食って帰ろうか、あるいはバイト先のコンビニに遊びに行ってやろうか、などと考えたが、考えただけで実行せず、真っ直ぐ帰宅する。帰宅してそのまま寝る。いつもなら夜勤をしている時間に布団に潜り込めるなんて、なんて幸せなことかと思いきや、もう習慣になっているのか、その時間になかなか寝れなくなっている。短時間だけ寝て、5時には起きて、準備をし、高槻に向かう。
早朝、6時半くらいに職場入りする。パソコンを立ち上げ、その待ち時間に論文を一つ読み終える。昨日の面接からいくつかの「臨床日誌」のテーマを拾っていたので、それを文章化してみる。思ったよりも出来が悪い。もう少し内容を練らなければならない。午前中はそうして書いて、読んでを繰り返す。
午後には帰宅して睡眠時間を確保する。今晩の夜勤に備えてだ。けっこうギリギリの時間まで寝てしまった。
夕食は母が作っていた。僕はそれを半分だけ食べる。母は「胃が悪いのか」と訊くが、そうではない。目の前に差し出されたものは常に半分を後に残しておこうと思うだけである。食べる量を半減したいのと、常に後のために残すという習慣を身に着けたいのである。
そうして7月7日、今日である。ローソンでの深夜勤務をこなす。この日もフライヤーの油交換の日である。ほとんどワンオペで作業をこなした。前の時間帯の残り作業を引き受け、前日の入荷品の残りも処理する。おまけにワンオペでもウォークインの補充をする。まあまあたいへんだ。休憩時間も半分は作業をする。そうでないと追いつかないからである。客数はいつもと変わらないくらいだけれど、客単価が低い。暑いからだろう、アイスクリーム一個だけ買う客とかが多かったな。そうそう、アイスクリームの補充もやろうとしたが、少ししかできず、後は手が回らずだった。セブンではこういう経験をすることはほとんどないのだけれど、ローソンではいつも「やり残し」感があり、不完全燃焼な感覚が残るのだ。
ふう、今日の朝まで追いついた。今週もなんじゃかんじゃとあったな。この続きは来週書こう。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)