7月31日:無理したところで

7月31日(火):無理したところで

 今日、火曜日は本当なら定休日なのだけど、午前、午後、夕方と面接が入った。それぞれ月曜と水曜に来られている方々だ。勘弁してくれと言いたいが、それ以外の曜日に入られると、また調整が難しくなる。それを考えると、定休日に組んだ方がまだましか。

 しかし、結局、午前の人と夕方の人の面接は実現しないで終わった。こうした予定のことで振り回されるのが、最近はガマンならなくなっている。

 今日、当初の予定では、高槻には来ないで、家のこと、身辺整理のことに従事しているはずだった。まあ、それらは期限があるわけでもないので、いつでも延期できることではあるが、何となく、こちらとしては予定を変更したのにといった気持ちも残る。あまり、とやかく言うのはやめよう。

 午後というか夕方には職場を後にして、外を歩く。食事をして、その時につい一杯ひっかけた。それはそれでいいのだけど、急激に睡魔に襲われてたまらなくなり、職場に戻る。

 一休みするつもりで横になったが、いつしか深く眠り込んでしまった。目が覚めた時、けっこうな時間になっていたので、慌てて飛び起き、職場を後にする。

 なんとなく今日一日に不満だ。ムシャクシャした思いが込み上げる。結局、いつものバーに行って、酒を飲んだ。店の人たちは僕を見てすごく疲れているようだと言う。それは正解だが、要は、寝起きのためだ。

 あまり酒も飲めず。1,2杯飲んで帰宅することにする。

 帰りの電車。車内で嘔吐するやつがおる。たまらんなあ。どうしてトイレで吐いてから電車に乗らないのだ。車内でゲロを吐き散らしおって、本当にしょうのない奴だ。

 不思議と、僕にはそれがない。けっこうな飲酒歴があり、けっこうな失敗談もあるけど、電車内で吐いたということはなかったな。

 それに、僕はゲロ・スポットを予め探しておく。飲み歩く場所で、もしやばくなったらここでゲロしようという場所を何箇所か決めておく。人目につかないような場所を前もって調べておくわけだ。そして、手遅れになる前に、その場所に行くのだ。

 酒で吐くということは、少なくともこの数年は経験していない。

吐くのは、何か悪いものを食った時とか、風邪などで胃腸が弱っている時とか、そういう時だけだ。吐かないように酒は飲まなければならないのだ。でも、これって、けっこうアル中の発想であるかもしれない。要するに、吐いたら勿体無いという発想だ。

 それにしても、今日は何もかもが不完全燃焼だ。何一つとして充実したものがなかった。ホント、これからは如何なる理由であれ、火曜日に仕事を入れるのは止めようかな。無理をしたところで、感謝されるわけでもないのだ。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

 

関連記事

PAGE TOP