7月14日(日):停滞気味の週 

7月14日(日):停滞気味の週 

 

 前回のブログから一週間経った。前回からの続きを綴っていこう。 

 

 7月7日の日曜日。帰宅するまでを前回は書いたのだったな。その後、電話がかかっていたことに気づく。ちょうどその時、僕は電話から離れていたので、後から気づいた次第だ。電話は常に持ち歩いている方がいいなと改めて思った。その人とは連絡がついた。面接の予約だった。いい兆候だ。こうしてクライアントが増えていって、カウンセリングの仕事を増やしていかなければ。 

 この日は夕方に面接が入っていた。午後から高槻に出て、準備をする。一か月ぶりに会うクライアントだ。海外に行っておられたから、今日はその話が聞けそうに思い、ちょっとワクワクする。 

 面接は無難にこなす。そういうのがいい。あまりクライアントを揺り動かさないのが一番いい面接だと思う。 

 面接後は書き物なんかをして過ごす。気づくと22時を回っている。えらいこっちゃ。早く帰宅しなければ。 

 帰宅は23時を過ぎていた。夕食をとり、少し仮眠する。仮眠と言っても、居間でごろ寝するのだけれど。そこで自律訓練法(AT)を久しぶりに試してみる。父が入ってきたので中断される。こういうのはちょっとイラっとくる。ATは公式を最後までやらない。両手足の重感・温感をメインにして、呼吸がラクになるまでをする。実際、呼吸がラクになる瞬間がある。その状態で深い呼吸を続ける。手足の重感はあるものの、フワーとした気分が心地いい。疲れが取れる感覚がある。 

 その後はコンビニバイトだ。セブンの方だ。もうコンビニ自体が面白味がない。それにこの店の人たちにはついていけないと感じている。もうしばらくは続けるだろうけれど、きっと、年内にはここを去っているだろうな。 

 

 7月8日(月) 

 コンビニバイトが終わると高槻まで直行する。今日の面接の準備だけして、少し仮眠を取ろうという計画だったが、眠れず、横になっただけとなった。眠れないのなら眠れないでいい。無理に眠らなくてもいいのだし、眠れないということは眠りが足りているということなのだろう。 

 午前の面接は初対面のクライアントだ。あまりクライアント個人のことは書かないでおこう。個人的には好きになれそうな人ではあるが、どこかやりにくさのようなものも感じられた。もちろん、これは僕の側の問題だ。それでも、面接の後半になると徐々にやりにくさの感覚が減っていったな。なんとかやっていけそうな予感がしている。 

 面接の途中で電話が鳴った。面接中だ、電話は出れんよ。留守電に吹き込んでちょうだいね。 

 昼食を食べるかどうかで悩む。まあ、いいや、食べておこう。コンビニに行って弁当を買う。と言っても食べたいものはない。腹は減っているものの、何が食べたいとかいうのはない。内的欲求を把握するのも下手になったなと思う。納豆巻きが妙に目につく。結局、それにする。室内で急いで食べ、次の面接に備える。ああ、ちょっとでも仮眠しておいた方が良かったかなと後悔も生まれたが、どうしようもない。 

 次の面接ではもっと睡魔に襲われるかと思いきや、案外、そうでもなかった。アタマがシャキッとしてたかと問われたら、そうでもないと答える。それでもなんとか面接はこなした。 

 面接を終えて、帰宅することにする。今日の新規のクライアントの録音を聞き直したいところだけれど、明日にしよう。今日は帰宅して、今晩の夜勤に備えようと思う。 

 

 7月9日火曜日。夜勤はセブン。前半順調、後半バタバタといった感じ。バタバタになったのはコーヒーマシンのトラブルによるもの。一時間近くそれに費やされる。トラブルの原因になったわけではないけれど、この時の女3人組の客もウザかった。その後も金が足りない客、釣銭を取り忘れた客、駐車場のことでクレームつけてきた客など、足を引っ張る客に悩まされる。最後の1時間は猛ダッシュで仕事を片付ける。最低限のところのものしかしていない。僕の中では不完全燃焼だ。 

 早朝勤務の女性が声をかけてくれた。僕のことを心配してくれているのかな。嬉しいけれど、どちらかと言えば、僕のことは放っておいてほしい。あのセブンにも長くは居ないかもしれない。 

 夜勤を終えて、少し一服してから高槻へ。昨日のクライアントの録音を聞き直し、考えてみようと思う。予定では6時間ほどかけてそれを行うつもりだった。9時から15時までの時間をそれに充てる計画だった。 

 8時半ころ職場入り。ケータイのメールに昨日のクライアントからキャンセルの申し出が入っていた。僕の中では「やっぱりな」といったところだ。最初から詰め込もうとして自滅してしまうという「治らない人」が典型的にやってしまうパターンだ。この「詰め込み」が自虐的症状の一環であったりもするのだけれど、基本的に、治療意欲の低い人に見られる傾向である。この人と二回目の面接が実現するかどうかわからないが、その可能性は低そうだ。それに、仮に来られたとしても、その人の現状では改善の見込みがなさそうである。生半可な気持ちでカウンセリングは受けない方がいいというものだ。 

 さて、その人がキャンセルとなったら、今日の予定は変更だ。来ない人のために頑張るのは無駄というものだ。サイトの原稿を書いて過ごす。一本書き上げる。2ページ目に取り掛かろうとしたところ、激しく睡魔に襲われる。チョイと雑魚寝する。 

 起きたのは昼頃。原稿書きの続きをやろうとも思ったが、とりあえず、食事にしよう。お馴染みのサイゼリアに足を運ぶ。チョイと奮発してやろうと思っていた。ラム肉のグリルを一度食べてみたいと思っていた。今日、それが実現した。ラム肉なんて食する機会ががないんだけれど、どこかホルモンみたいなところがあって、けっこう美味しかった。 

 サイゼリアの後はコンビニを回る。某週刊誌を買おうと思っていた。1軒目にはなくて、2軒目で購入できた。職場に戻り、ボンヤリと週刊誌を読みながら過ごす。また寝てしまった。夕方起きて、このブログを書いている。この後は帰宅して、夜勤だ。なんとなく全般として不完全燃焼な一日となった。 

 

 7月10日(水) 

 夜から朝にかけてローソンのバイト。ふだんあまり入らない店で働く。正直に言って、この店舗で働くのは苦手だ。とかく、問題というか、トラブルが多い。今回も案の定だ。フライヤーの油交換をしていて、新油がないというありさまだ。ストックがないのだ。発注を怠っているというわけだ。油が入荷されなかったらどうしようかなどと不安になる。幸いにも入荷があったので、無事に油交換を遂行できたけど、一時はどうなることかと思った。心臓に悪い店だ。 

 今日は面接がとんだので、高槻に行く用事もなく、勤務後は帰宅することにした。映画でも観ようと思い、マカロニウエスタンをチョイスするが、途中で寝てしまい、最後まで鑑賞できず。深夜勤務をするようになってから、映画を観るのが困難になっている。いろんな映画を観たいと思うのだけれど、実現できないのがもどかしい。 

 午後からはグッスリ眠る。非常に疲れている。 

 8月に島根へ行くことが決まりそうだ。両親と兄たちの一家、それに僕が便乗する形だ。それまでに僕の方は何かと準備が必要だ。 

 

 7月11日(木) 

 深夜勤務はセブンの方だった。今回は前回のようなトラブルとか面倒もなく過ぎた。最初は好調だったものの、2時台、3時台はやたらと疲労感に襲われた。毎回そうなんだけれど。 

 コンビニに疲れ始めている。セブンの方は、なにかにつけ中途半端だ。セブンだけではちょっとやっていくのがたいへんだ。ローソンだけでできないことはない。さりとて、セブンもないよりかはあった方がいいみたいな感じだ。少なくとも、セブンの方では、何かを達成しようとか、実現しようとか、そういう気持は失せていってる。 

 帰宅後は、また映画を観ようとして、頓挫する。途中で寝落ちしてしまう。1時間半程度の時間を起きてられない。 

 夕方には起きて、論文を一つ読み、その他、合間を縫って読んできた短編集を読み終える。なかなかいい短編集で、これは是非ブログに書かなくてはなどと思う。 

 

7月12日(金) 

 ローソンでの夜勤明け。22時から6時まで一つの店舗で勤務。そして、面倒なことに、6時から7時まで別店舗へ移動して勤務することになっている。 

 移動先の店舗だけれど、実はこの店舗の夜勤をすることが多い。夜勤はまだいいのだけれど、朝の人たちにガマンがならんことがある。早朝勤務のオバハンどもがいいかげんウザイ。今日はちょっとばかりキレそうになった。要するに「なんでそこまで言われなアカンねん」ということなのだ。早朝勤務者が辞めていくのも、この店舗での勤務を希望する人が少ないことも、僕は頷ける思いがする。 

 そう言えば、先日、セブンのバイト中、雑誌「プレシデント」を買ったっけ。職場を腐らす人の撃退法という特集だった。バイト中に買って、カバンの中に仕舞って、それきりになっていた。早朝勤務のオバハンを見て思い出した。帰宅したらさっそく読んでみようと思い立つ。 

 ところが、帰宅したら活字を見る気も起きず、また映画に挑戦するも、途中で寝落ちしてしまい、なんら目的を果たせず。今週は何事もとかく停滞気味だ。 

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー 

 

 

 

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