6月7日:ニュースは嫌気がさすものばかり 

6月7日(水):ニュースは嫌気がさすものばかり 

 

 今週は連続夜勤だ。忙しすぎて他のことをやるヒマがないほどだ。それに疲れる。仕事にも慣れていかないと。 

 

 ここは日々の記録を書く場だけれど、世の中のことも書こう。と言っても、ニュースはどれもこれもウンザリするようなものばかりだ。いやな世の中になったものだ。死にたいくらいの気持ちに襲われる。 

 

 ガーシー逮捕。今さらながらという感じがしないでもない。逮捕されても、本人は自分がなぜ逮捕されたか理解できないんだろうな。不当な逮捕だなどと訴えるかもしれないな。症状転嫁するような奴だと僕は思っているので、悪いのは自分以外の人たちだなどと訴えるかもしれないな。まあ、ガーシーなんてどうでもいいのだが。 

 ただ、ガーシーような人が議員として当選してしまうというのは、日本堕落であると僕は信じているガーシー悪いとか罪があるとか云々言う前に僕たち一人一人地に堕ちているのだ。 

 

 少子化対策で予算3兆円とか。もったいない。税金をドブに捨てるようなものだ。いや、少子化対策が悪いわけではない。その内容である。僕が思うに、あれは子供の数を減らさないための対策であって、「増子化」のための対策ではないのだ。だから、確実に失敗する政策なのだ。本来の目的とは違うものを達成しようとしているのだから。 

 

 自動車が突っ込んできて二人が死亡したとかいうニュースもあったな。どこの県だったかな。死亡した二人を羨ましいと思った。 

 

 スポーツや芸能はまったく無関心だ。大谷選手がホームラン打つと鉄兜をかぶるシーンを見かけるが、やめてもらいたいものだ。あれは面白くてやっているのかね。全然カッコよくもないし、なんか不自然で醜い。 

 

 対話型AI、つまりチャットGPTを教育現場で活用し始めているそうだ。僕が見たのは理科の授業で、生徒たちが疑問に思ったことや調べたいと思ったことは、先生にではなく、AIに質問させていた。AIは質問にきちんと答える。これにより先生の負担も軽減されるとのことであったが、こんな連中が教育やっているなんて思うと、世も末だ。子供も可哀そうである。日本はますますダメになっていくね。生徒が先生に質問する時の気持ちというものを少しは考えたらどうかとも言いたくなる。 

 

 ウクライナの人たちが羨ましい。今、世界中で彼らほど真剣に生きている人たちはいないだろう。 

 

 G7広島サミットは成功だったと、なんとなくな雰囲気があるが、果たしてそうなのだろうか。ゼレンスキーさんも来日したけれど、ウクライナの人たちを苦しめないためにも、戦争を終結させるためにも、ロシアに降伏を勧めた人間なんて誰もいない。それどころか戦争を続けさせる方向で話がついたのだから、なんのサミットだったことやら。それに、プーチンこそ招待すればよかったのに。 

 

 北朝鮮がまたミサイルを撃ったとか。Jアラートが出たそうな。日本が想定しているようなミサイルは北朝鮮ではもうとっくに開発されていて、それ以上のものを作ろうとしているのではないか。そのうち、Jアラートなんかまるで役に立たないようなミサイルを撃つのではないか。そんなことを思った。 

 

 コロナの方はもう情報が入ってこないので、現状はどうなっているのかまるで見えない。テレビで「コロナが落ち着いてきて」という表現を聞くたびに違和感を覚える。コロナが「落ち着く」とは一体どういう意味なんだろう、と思う。いい意味でも悪い意味でも「落ち着く」はあり得るのだけれど、僕には意味不明の表現だ。 

 

 同性婚のこともどこかで耳にしたな。少子化対策を真剣にやるなら、同性婚は認めない方がいいのだろう。子供を増やしたいなら、子供を出産できる夫婦を増やさなければならないからだ。これもまた少子化対策は「増子化」対策ではないということの証拠だ。 

 

 自分の名前にありがとうをつけて唱えると幸運が増すとか、不安がなくなるとか、そんな本が売れているそうだ。バカみたいだ。そんなのがウケるのは、自己放棄している連中がゴマンといるからなのだろう。 

 

 日々、いろんなニュースが耳に入ってくるものも、どれもこれもくだらんことばかりだ。どんなニュースを聞こうとも、僕には嫌気がさしてくる。こんな世界おさらばできる日が待ち遠しい。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

 

 

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