6月3日:無理を重ねて 

6月3日(月):無理を重ねて 

 

 6月に入って、とかくバタバタしどおしだった。仕事もバイトもこなすが、両立が難しくなっている。バイトしていると仕事のことが気になり、仕事をしているとバイトのことが頭を過るなんてこともある。とにかく、どちらであれ、次のことが気になる。仕事中はバイトに間に合うかといったことを気にし、バイト中は明日の仕事に間に合うかということを気にする。 

 おまけに仕事とバイトの合間に家のことなんかが絡んでくる。僕自身のことは常に後回しになる。身辺整理の方もまったく捗っていないありさまだ。 

 こういう状況は先月も同じだったんだけれど、6月に入って(まだ3日目だというのに)輪をかけてひどくなったな。バイトは連日延長だ。おまけに昨日など交代の人が来なかったので、延長の上にさらに強制延長だ。午後からは面接があるのに、気が気でなかった。本当にローソンはいい加減にしてほしい。 

 忙しくなると他の多くのことを省略することになる。まず削られるのは睡眠時間だ。次に、僕の場合は食事時間だ。ご飯を食べている時間がもったいないと思えてくる。当然、日常の営みも極力省略される。風呂なんて入らなくなり、シャワーだけで終わらせる。睡眠も布団を敷いてということをしなくなり、雑魚寝することが増える。掃除や整頓の頻度も減って来る。 

 土曜日(1日)から日曜日(2日)にかけて働き、前記のように朝は延長の上に強制延長があり、急いで帰宅して出勤の準備をする。わずかの仮眠を取っただけだ。おまけに具合も悪い。クライアントに変更のお願いをしようかとさえ思った。ともかく出勤する。まあまあギリギリの時間になった。急いで準備をして面接に備える。結果として、変更しなくて良かったと思える面接となった。面接後は記録を取ったり、若干の事務作業をこなす。そこから帰宅して深夜勤務に備える。その深夜勤務中に、何か連絡事項はないかとケータイを開いた。この日一日の間に無数のラインやメールが入っており、複数の人から電話がかかっている。 

 日付は今日(3日)になっている。深夜勤務を終え、一旦帰宅する。クタクタである。仮眠をとって高槻へ出る。昨日に続いてギリギリの出勤だ。急いで準備をし、クライアントを待つ。5分としないうちにクライアントが来られた。 

 面接後、昨日電話をくれた人に連絡してみた。僕からの連絡がないからということで他所へ行くことにしたそうだ。それならそれで構わない。こういうすれ違いのようなことが起きるのは縁がないからだと僕は思うようにしている。縁のある人であれば、その人とは必ず会うことができると僕は思うわけだ 

 その他、面接後の雑務をこなす。そこでようやくひと息つくことができた。このブログもそこで書いている。 

 僕の方はと言うと、日に日に状況が厳しくなってくる。セブンはまだしも、ローソンは僕の生活時間や仕事時間に侵入しまくっている。あらゆるところで支障をきたしている。それでも、どういうわけかもっと自分を追い込んでみたくなっている。このまま過労死するようなことがあれば、それでも構わないと考えている。そこでどういうことを体験するのか自ら課してみたい。無理に無理を重ねて、自分がどうなっていくのかを見てみたい。 

 

寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー 

 

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