6月2日(金):今日はライター
今日は一日仕事を入れず、ひたすら書くと決めていた。ライターさんのような一日を過ごそうと考えていた。
ついでに、一日にどれくらい書けるかを測ってみた。大体2万字くらいだった。原稿用紙にして50枚程度か。悪くはない。パソコンの調子も良くないので、一定時間書いたら、一定時間パソコンを休ませるという書き方だったので、パソコンが順調だったらもっと書いていたかもしれない。
内容は大部分が書籍の方である。その他はブログだ。今日の分も含めて、未完だったものは最後まで書ききっておく。ブログがこれで10件ほど未公開分が溜まったので、そろそろ公開しなければと思う。
パソコンを休ませている間は、ひたすら本を読む。ちょうど一週間前だ。古書を買い漁って、ついつい18冊も買ってしまったのだ。そのうち4冊を読み終え、3冊が途中であり、読み終えたうちの1冊は再読し始めている。
読み終えたと言ったけど、通読しただけで、十分に理解できたとは言えない。取りあえず最後まで読んだのであれば、買って無駄ではなかったということになる。その内の良かったものだけを読み直し、理解を深めていこうという計画である。
朝から書いてばかりの一日だったので、取り立てて変わったこともなかった。自宅で書き、職場で書き、喫茶店で書く。それだけの一日だった。
書籍の方は、とにかく一冊分を書くことだ。それから校正や修正を加えていく。だから、今日はたくさん書いたけど、完成品ではないのだ。それをこれから読むに耐えられるものに仕上げていく。
当分は書籍のことで追われそうである。今月中にある程度完成させないといけない。校正や修正が多少来月に持ち越しても大目に見てもらえるだろうとは思っているのだけど、それでも9割以上は完成させておかないといけない。
書籍、書籍と言っているけど、はっきり言って、自分で書いていてちっとも良いものとは思えない。こんなもの売れやしないと思っている。本自体が売れなくなっている時代だ。そんな時代で売れる本を書こうと思えば、もっと時代の風潮に乗っからなければならないのだろう。僕には無理だ。
まあ、それはいいのだ。売れようが売れまいが、著書があるという実績は残せるわけだ。それに自分の本が本屋さんに並ぶという、それだけでも嬉しいことではないか。もっとも、本屋さんに並ぶなんて言ったけど、どこまで流通するか分かったもんじゃない。部数も限られているし、大部分の人はお目にかかることがないんじゃなかろうか。
それでも、今月いっぱい、書籍に費やす。ちっとも良いとは思えなくても、売れないと分かっていても、全力を尽くしてみる。おそらく、僕の生涯で一冊だけの本になるだろうから、一生に一度だけの経験になるだろうから、悔いのないようにしたい。
今のところ、二冊目なんて考えられない。もし、二冊目を書くことがあるとしても、10年くらい先の話になるだろう。それまで僕がこの仕事を続けているかどうかも分からない。明日のことさえどうなるやら分からないのに、10年後の目標なんて設定できない。
取りあえず、今月は書籍に精を出す。それと合間を縫ってはこのブログを書こう。サイトの更新を途絶えさせるわけにはいかないからだ。そして、来月からはサイトの方の原稿も書こう。こちらも書こうと思っていることや、計画していることがいっぱいある。とにかく、やっていこう、書いていこう、ただ、それだけだ。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)