6月19日:朝好調、夜不調 

6月19日(月):朝好調、夜不調 

 

 それなりに忙しい一日となった。 

 

 出版社さんにも連絡を取る。締め切りを少し延ばしてもらった。それによって若干の余裕が生まれた。助かる。できるだけ手直しに時間をかけていきたいと思う。 

 

 面接もこなす。約三ヶ月ぶりのクライアントも来られた。あの人はまだまだ「治療」に入れる段階ではないな。僕は「治療」を受ける、始めるということと、「治療」に入るということとを分けて考えている。「治療」を受けるまでが長く、「治療」に入るまでにさらに多大な時間を要するという人もある。あの人もそんな感じかもしれない。 

 

 幼児期なんてくそくらえだ。不幸な幼児期なんて関係がない。今現在においてその人が不幸であることが問題なのだ。幼児期に囚われだすと、なかなかそこから抜け出せなくなる。僕の実体験から得た学びだ。 

 

 HPデータをパソコンに入れている。処分してもよかったが、思うところあって、こういう形で残しておくことにした。なにしろ12年分もあるのだから、一度にはできない。少しずつ、何か月分かずつ取り組む。 

 書籍の方で余裕が生まれたので、このデータ作業をしたわけだ。しばらく放置していたのを再開したのだ。 

 

 今日もキーボードは弾く。再開して一週間だ。今のところ欠かさずやっている。一日に一回は練習するようにしている。だんだん指が動くようになってきた。指が動くようになるという感覚は、僕の場合、左手の薬指で分かる。中指と小指から独立し始めるのだ。 

 今、ハノンをやり直している。それとバッハの曲を練習している。この曲も若い頃に練習した曲だ。昔よりも弾けるようになることが目標だ。 

  

 夜はお酒を飲みに行く。いつもの店に飲みに行ったけど、何もいいことがない。止めておけばよかった。 

 いっそのこと、サイゼリアのワインにしておけばよかった。ワインをチビチビやって、店に粘って、原稿のチェックでもしていた方がましだった。 

 ちなみに、サイゼリアの「若鶏のグリル」に最近ハマっている。まず、上に乗っている野菜ソースを脇に落として、それからお肉をひっくり返す。皮の方を鉄板に当てるわけだ。そうして皮のほうを焼くわけだ。皮が少しカリッとしてくれたらいいのだけど、まあ、気分の問題だ。 

 まったく、どうでもいい話をしているな。とにかく、夜は不調だった。 

 

 と、まあ、こんな一日だった。朝は好調、夜は不調といったところか。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

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