6月15日:献血不可

6月15日(水):献血不可

 

 ブログもこまめに書こう。今日経験したことなんかも書いて残しておこう。

 

 今日は午前中は仕事があり、午後からはいくつかの雑用を片付ける。仕事はそれなりに上手くいったような実感がある。なんとなく調子が良かった。

 

 夕方頃、鎮痛剤を買っておこうと思い立ち、薬局に行く。昨日から足が痛むのだ。

 鎮痛剤購入は間に合った。それから駅周辺を一周すると、高架下で献血をやっている。けっこうこの場所で献血をしているのである。

 特に考えもなく、ふと、献血を申し込んだ。今まで献血なんてしたことがないのだ。未経験だからこそ経験してみたいという気持ちが強かった。とはいえ、そんなことをいちいち意識するよりも先に申し込みをしたのだ。

 係りの人が飲み物をくれる。これを読むようにという書面を渡してくれる。こういう人は献血できませんという案内なのである。その他の項目は一切該当しなかったのに、どうしても一個だけ当てはまってしまうものがあった。「三日以内に薬を服用している」という項目だ。

 ああ、昨夜、鎮痛剤を飲んでいる。僕は係りの人に訊いてみた。やはりダメだということだった。どんなものであれ、薬を服用すると、その血液を妊婦に使った場合に胎児に影響が出るかもしれないということなのだそうだ。

 しゃあない、今日は諦めるか。飲み物だけ無料でもらって悪い気もするが、まあいいか。僕は応募したのに、向こうから断られた形になるのだから、もらっておこう。

 未経験の事柄を経験するという試みはこうしてお流れになったけれど、いつか再挑戦したい。

 

 今日はたまたま歩いていて献血車に遭遇したのだ。ああ、献血やってるなと思い、迷わず受付の方に向かった。

 たまに躊躇することもある。そういう時は少し時間を取って、やるかやらないかを決める。やるならやるでハラを決めることが肝心だ、と最近になって実感するようになった。

 やらないという選択肢は、どうしてもできない事情がある場合を除いては選択しないことにしている。今は何でも経験してみたいのだ。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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