6月14日(火):追記
時間があるので、もう一本書いておこう。
手術の日程は決まった。木曜日の午後だ。手術自体は難しくないそうで、よくある骨折の類だという。ただ、主治医は、原因が分からないと言っている。そうだろう。僕も分からない。
転倒した時に折れたものかどうかも怪しいものだ。僕は転倒する直前に膝が壊れたのだと思っている。それから転倒したのであって、逆ではないと思う。ただ、あまりにも瞬間的な出来事だったので、それが確かかどうかと問われると、何とも言えないとしか言いようがない。
いつも左ひざだった。覚えている限りで、一番最初は中学生の時だった。当時、陸上部で走っていたけど、故障する時にはこの膝であることが多かった。それ以後も繰り返し痛くなることがあった。しかし、1,2週間休めると治まるので、それほど重大視していなかったかもしれない。
それに膝が痛くなっても、歩行にはそれほど影響しなかった。その程度のものだった。爆弾を抱えていながら過小評価していたのだと思う。
30年近くこれを繰り返した。もうこの辺りで膝の寿命が来たのだろう。でも、この問題にも、今回でケリがつくのであれば、この上ないことだ。いつまでもこれに悩まされ続けるわけにはいかない。どこかで終わりにしたいと思っていた。願わくば、手術が順調にいって、順調に回復していって、できるだけ速やかに仕事に復帰したい。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)