6月1日:本業集中 

6月1日(土)本業集中 

 

 今月はブログもできるだけ毎日書いて、当日、もしくは翌日には掲載しようと決めた。 

 とりたてて書くこともないけれど。いや、書くことや書き留めておきたいと思うことはいろいろあるのだけれど、読む人に変な誤解をされることを僕は恐れている。無難なところのものを書いておこう。 

 

 今月は本業の方に力を入れるという目標を立てた。火金を除く五日は本業のことだけをしようと考えている。それくらいしないと、今の僕には時間が足りないのだ。 

 月初めで、支払や雑用で朝の一部の時間を費やした。面接を少しこなしたけれど、それ以外の時間はすべてサイトの更新に当てた。 

 サイトはすっきりさせたいと思うし、利用者が読みやすいように工夫したいとも考えている。全面的に改定する計画であるが、新旧のページが混在してしまっているのが現状だ。今日は<旧サイト版夢の旅>と<夢の旅>ページを改定した。夢の部分だけを残しておこうと思った。<連想と解釈>や<分析>の項目は削除していっている。誰も興味を示さないと思うからだ。それに、そこには僕の個人的な事柄にも触れられているし、その他の人たちのことも出てくる。いつまでも残しておきたくないと思う。 

 

 同時に、今日からユングの「ビジョン・セミナー」を読み始める。図書館で借りた本だ。今日、読む分をコピーして、コピーの方を読む。線を引いたり、書き込んだりするクセがあるので、図書館から借りた本を直接には読まないことにしている。うっかり書き込んでしまう懸念があるからだ。 

 その中で、今の所、第1講と第2講を読んだ。この後、もう一つ読むかもしれない。面白い。一人の女性患者の夢やビジョンを追っていき、分析していく。ここまでで既に4つの夢と二つのビジョンが分析されている。興味が尽きない。 

 そんなことをやっていて、今日はお昼を食べるのを忘れている。今、20時前だけど、さっき空腹感を覚えて、それで昼食を抜いていることに気づいたのだ。昼食の時間も惜しんでいた。 

 

 外の通りをワイワイ騒いで通り過ぎていった人たちがいた。きっと若い人たちだろう。お酒も入っているかもしれない。羨望の気持ちが生じた。彼らを羨ましいと感じるのは、僕が彼らのようには生きられないからだろう。 

 僕は僕の人生を選んだ。そこには切り捨てなければならない事柄もたくさんあった。友達をたくさん持って、ワイワイ愉しく過ごすという生き方を僕は捨てたのだ。何かを追求したいという気持ちの方が強かった。今でもそうだ。それができる生き方をしたいと思う。それと引き換えに、友達が少なくとも、孤独に陥ろうとも、それは僕の選んだことなのだ。誰も恨まない。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー 

 

 

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