6月1日(火):我が人生に悔いあり
先週から自分自身を、生活も仕事も含めて、仕切り直しをして再スタートを切る気持ちで取り組んでいる。まだまだ軌道に乗ったとは言えないけれど、徐々に仕切り直ししている感じがしている。
それで今日から6月なので心機一転といきたいところだが、定休日と重なった。休日はしっかり休むとも決めているので今日は休むことにした。
ちょうどレンタルDVDの返却日でもあったので、ウォーキングがてら返却しに行く。朝早く家を出たおかげで、昼前に帰宅できた。道中全部歩きとおしだった。
しかし、なんでだろうか、頻繁にトイレに行きたくなる日がある。今日がそうだった。いつそれが来るか分からないので、外出日と重なるとけっこう面倒だ。朝早く家を出ると、トイレがない。コンビニのを借りるしかない。二軒のコンビニで借りた。レンタルDVD店にもトイレがあるので、そこでも借用させてもらった。帰宅時にはパチンコ屋が開くので、そこでも借りた。朝、家を出て、昼前に帰宅するまでに4回もトイレに駆け込んだことになる。最悪の場合、ちょっとその辺で立ちションするしかなくなるのだけれど、今日はそういうことをしなくて済んだ。
帰宅後は昼食を取り、その後、ひたすら新たに借りた映画を観て過ごす。頭の中にあるいろんなことを忘れて、無心に映画を観ている時が幸せだと感じている。
夕方、もう一度歩きに出る。買い物をしようと思ったのだ。お目当てのものは買った。その後、酒を買おうかどうしようかで迷った。ちょっとくらい家呑みしてもいいかなと思いつつも、今日は断念した。いや、これは正確ではないな。買おうかどうしようかとお店で悩んでいた時に、催してきたのだ。つまり、トイレのために買い物せずに帰宅しなければならなかったという次第である。
毎日、特に不幸ということもないけれど、幸福でもない。空しさもあるけれど、ある程度日々は充実しているようにも感じられている。現状では生活が大きく変わるということはなさそうだ。死ぬまで今のような生活が続くのかもしれないな。それならそれでいいか。別に不満はない。
結局、トータルすると8キロほど今日は歩いたことになる。夜はちょっと足が痛みだした。もう一度健康な体に戻りたい。ジョギングや山登りを楽しみたい。もう高望みもしないけれど、またそういうことが楽しめる体に戻りたい。まだ間に合うだろうか、それとももう手遅れだろうか。
年を取るというのはこういうことなのだとしみじみ思う。若いころには戻れないということをイヤというほど思い知らされる。若い時代をしっかり生きていないと人生を後悔するようになるのかもしれないな。20代の頃、僕がAC信奉者だった頃の自分を恨めしく思う。今の若い人たちもACなんか捨てて、人生に飛び出して行って欲しいと願う。50歳を迎えるころに後悔することのないようにと願う。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)