5月4日:昨日に続けて 

5月4日(月):昨日に続けて 

 

 今日も昨日の続きで室内の模様替え作業をしに来ている。 

両親は舞鶴の方へ遊びに行った。僕も一緒に行くかと母に誘われて、幾分、気持ちが揺らいだけれど、最初に立てた計画に従う方が常に正しいということを経験的に知っているので、母のお誘いを辞退する。本当は計画を変更して一緒に行ってもよかった。気持ちが揺らいだのは、家族でどこかへ行くということがほとんどなくなってしまっているからだ。親が元気なうちにそういうことをもう一度体験させてあげたいし、僕自身、体験してみたいとも思う。でも、それは次の機会に回そう。 

今日もジャズストをやっている。耳が慣れたのか、あるいはバンドがいいのか、昨日よりかはましな演奏をしているように思った。でも、作業中は騒音にしか思えないのだけど。 

 音楽だけではない。人々もまた喧噪だった。騒いだり、ケンカしたり。僕は一人、高見の見物するだけ。何をそんなことで熱くなるのだろうと。もっと他のことに情熱を燃やせばいいのにと思うだけだった。 

 

 ケータイを見ると、昨夜、飲み屋の女性から電話が入っていた。まあ、店に来いっていう案件だろう。 

 考えてみれば、連休前、つまり金曜日に呑んで以来、この3日間、お酒を口にしていないし、お酒のことなんてまったく考えていなかった。 

 その女性だが、彼女はDVの被害者立場を経験している人で、それがあるから店に顔を出していたに過ぎない。今は、彼女からいろいろ学ぼうとは思わなくなっている。それに、彼女は許せても、「あの店で飲むのはどうもなあ」っていう気になる。あまり行きたい種類の店ではないのだ。 

 

 DVで思い出した。DVに関する本を執筆している。多分、出版はされない。でも、原稿は仕上げたい。仕上がった原稿はそのままお蔵入りする予定だ。まあ、こちらの方は、連休中は少しお休みになるが。 

 

 自殺に関する本を読み始める。騒がしい中、作業の合間を縫って、3時間ほど勉強した。また、一昨日から読み始めた「黄色い部屋の謎」を読み終える。この本のことは明日書こう。 

 

 帰宅して、口直しならず「耳直し」に何か音楽を聴こうと思った。 

 最初はアリス・クーパーの初期のアルバムを選んだけれど、何となく気分に添わない。結局、ビートルズの「リボルバー」を選んだ。このアルバムのこともいつか書こう。 

 

 なかなか更新されないサイトなので、ブログをこまめに書くのが良いのだが、あまり他の人を話題にするわけにはいかないので苦労する。 

 これからは日記と夢と本や音楽といった趣味の話だけにしよう。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

(追記) 

 この年は、2月、4月、7月など、ブログにほとんど手を付けていない月がある。いろいろ外的な事情もあるけど、どこか行き詰まりを経験しているのだ。ブログに関していろいろ悩んだ年だったんだなと思う。 

(平成29年6月) 

 

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