5月29日(火):くだらないブログ
久しぶりに書こうと思う。これまでいろいろ書いてきたけれど、何一つ面白いものが書けていないし、くだらないものばかり書き上げているという感じがしてならない。自分でもイヤになるようなブログ原稿ばかりだ。
もっと面白いものが書ければいいのだけれど、それができない自分がたまらなくつまらない人間に思われてくるのだ。何とか面白いものにしようと心がけているつもりなのだけれど、上手くいってない。
書いていて、つまらんものを書いているなあと思っているし、書いていて楽しくないのだから、読む人はもっと退屈しているだろうと思う。
それで書くのを止めたのだ。今まで書いたものもすべて消去しようかとも考えた。でも、それは少し思いとどまった。一つ一つ消去するというのもたいへんな作業になりそうに思えたからだ。
考えてみると、このブログ自体があまりはっきりとした目的を持って始められたものではなかった。行き当たりばったりでいつも書いていた。こういうのにしようとかいうイメージさえなかった。ただ、その日その日のことなんかを漠然と書いていただけだ。
内容もくだらないだけでなく、文章もひどいものだ。そこにはリズムなんて感じられない。言葉が単に羅列されているだけで、読みにくいこと甚だしい。
でも、まあ、書いてみるか。連休辺りまでは書いていたのだったな。それ以後だけど、僕の持病が出たくらいだ。大きな出来事と言えばそれくらいだ。
この持病のために一日臨時休業して病院にも行った。いろいろ検査もしてみた。前々から指摘されていたことだけれど、僕はあまり腎臓がよろしくないようだ。もちろん生活に支障を来しているわけではない。医者の話では今から注意していないと、20年後には透析生活を送るようになるということだった。
僕もまた、自分の身体に爆弾を抱えて生きている。みんなそういうものがあるだろうと僕は思うね。自分だけが不利だとか、不幸だとは思わない。
それで腎臓がよろしくないということだから、当然、僕はあまりオシッコに行かないのである。尿意を催してもガマンする癖がついてしまっているのだ。これが良くないのだそうだ。
だからお医者さんからは「オシッコしたくなったらトイレに行くこと」という忠告を受けたのだ。あたかもトイレットトレーニング中の子供が親から言われるようなことを、40歳を過ぎた僕はお医者さんから言われたわけだ。うーむ、我ながら恥ずかしい。
最近では、面接中でもトイレに行くことがある。もちろん、クライアントにはきちんと断ってだ。幸いなことに、僕がトイレに行くと言って席を外して、それでとやかく言うクライアントはいない。いい人たちに囲まれているなと思う。
持病の方は、今は鎮まっている。でも治療は続けていかなければならないということだ。因みに、その医者からは叱られたね。「二年間も治療を放ったらかしにして!」と。でも、こういう患者には叱責も必要だね。
ああ、今日もくだらない物を書いている感じがする。この感じは、自分でもイヤになるね。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)