5月2日(火):キリキリ舞いしそうな予感
火曜日は本来なら定休日なので、休んでもよかった。6日働いて1日休むというペースを定着させたいのだけど、やることがたくさんあるので、今日は職場に一日こもる。
職場の整頓をする。だいぶん、モノが少なくなってきた。何としてでも連休中にそれだけは終わらせたい。
その他、清掃作業も徐々にやっていっている。僕の所には書架が26個あるのだけど、これをすべて、本を抜き出して、きれいに掃除したいと考えている。今日、一つ実施した。思いのほか時間がかかった。本を抜き出して、清掃して、また本を元のように納めるだけならそうでもなかったのだろうけど、本も一冊ずつ拭いてきれいにして、残すもの、仕舞うもの、持ち帰るもの、処分するものにいちいち区分けしてから戻すものだから、けっこうな時間がかかってしまった。これは、もう、一日一個を目安として、一ヶ月計画でやっていくしかないと思い始める。
HPのデータも持ち帰る。2008年からのデータがすべて残っている。ファイル6冊分くらいある。これも全部パソコンに入れてしまおうかと考えているけど、なんだか、そこまでやる気力も失せてきた。取りあえずは家にて保管しておこう。もう、処分してもいいとは思い始めている。
午後、電話がなる。ワン切れだ。電話をかけて、すぐに切るのだったら、最初からかけなければいいのにと思うのだが、いまだにそんないたずらをする人たちもいるのだろうか。たまたま電話の近くに僕はいたのだけど、非通知と表示されていた。いたずらか、詐欺か、そんな輩かもしれんな。
夕方、再び電話がなる。またいたずらかもと思ったが、今度はいたずらよりも怖い電話だった。出版社の人からだった。執筆の進行状態などを訊いてきた。実はあまり捗っていないし、このところ、そのための時間を確保できていないというのが実情なのだが、ボチボチやってますと虚偽の返事をしなければならなかった。
どうやら、連休中に終わらせなければならないのは、職場内のことではなくて、執筆の方になりそうだ。職場のことは後回しになるかもしれない。こんな感じだから、いつも何かが中途半端に終わってしまうのだ。とは言え、今までサボってきた自分が悪いのだ。どこにも文句も言えない。僕のやることやらないこと全てが、僕に跳ね返ってくる。
執筆に集中しなければならないのだろうけど、職場のことも中断させたくない。執筆のために仕事を減らすということもしたくないし、仕事に関してはもっと増やしたいくらいだ。それならサイトやブログの方を減らせばいいだろうと言われそうだが、これもむしろ増やしたいくらいだ。以前だったら、サイトの方を中断させて、急ぎの仕事の方を優先しただろうけど、今はそれをしたくない。サイトの「ブント計画」(僕が勝手にそう名づけている)を実践していかなければならないからだ。
そんなこんなで、連休はおろか、5月はいろんなことに追われて、キリキリ舞いしそうだ。そんな予感がしている。
職場では、そんな感じで、バタバタと過ごした。あまり読書や勉強も今日はできていない。パソコンを持ち帰って、家で執筆しようかとも考えたけど、持ち帰るものがたくさんありすぎて、無理だった。カバンが満杯に、両手もバッグなどで塞がっているといういでたちで帰宅した。
帰宅して、まずはマカロニウエスタンだ。昨日鑑賞した「新さすらいの用心棒」を今日も観る。これ、思っていたよりもいい映画かもしれないと、そう思い始めている。僕がそう思い始めるということは、ハマるということだ。イカンイカン、こんな忙しい時期に他のことにハマってはイカンと思いつつも、観終わってから、また観たいなと思ってしまう僕である。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)