5月1日(日):最近のこと
世間では連休に入っているけど、僕は一応明日までは仕事だ。今年の連休は3・4・5日の三日間だけだ。この3日間、休むつもりはないけど。
月末でいささか慌ただしかった。最近のめぼしいことを残しておこう。
この建物の消防訓練があった。できるだけ参加してほしいと管理人さんに言われたので、参加したけど、まるで無意味だ。消火器の使い方を学び、実際にやってみるのだけど、それ以前の問題がある。
もし、この建物が火事になるとしたら、1階のソバ屋が火元になる可能性が高い。次に4階の管理人さんたちの住居だ。2階、3階は火を使う仕事をしていないから、ここが出火元になる可能性は低そうだ。
火事になると、外に避難するだろう。火元が4階であれ、1階であれ、入り口のところを通過しないといけない。狭い入り口に置いてある自転車を一台ずつよけて、それから避難するつもりだろうか。
入り口をふさぐほど駐輪されて、あれは消防基準にひっかかると僕は思うのだが、まあ、火事になると、駐輪自転車たちのせいで逃げ遅れることは間違いない。あれを何とかしないで、消火器の扱いを学んでも意味がないと思うわけだ。
この間の水曜日にお酒を飲んだ。みんなから久しぶりやなと言われてしまった。そんなにお久やったかな。ただ、会いたいなと思う人がいたから飲みに行っただけである。
その時、2月頃に高槻で刺傷事件があったのだけど、その被害者が僕の知っている人だということが判明した。それほど仲が良かったわけでもないけど、やや親しい顔見知り程度だ。それでも被害に遭ったというのは気の毒だ。
昨今の心理学者の書く本はくだらないなと思うことが多い。ラクに生きることを勧める本ばかりという印象を受ける。それに、大半の本は自分や人間の理解に資さないものばかりだ。くだらん。
あんまり書くと、不平不満屋のように思われそうだ。確かに、時代に関しては不満なことが多いけど、常に不平不満をまくし立てているわけではないので、そこは誤解されないようにしよう。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)