4月4日(金):僕の数字
4月に入って、心機一転してやるつもりでいたが、この三日間というもの、ひどく具合の悪い日々を過ごした。2日の水曜日が一番ひどく、吐き気は著しく、そして頻繁にめまいに襲われ、足元がふらつくこともしばしばという状態だった。昨日は幾分ましになったけれど、多少、引きずっていた。今日はかなりましだ。
心身の健康が一番大事だとつくづく思う。健康でなければ前に進むこともできない。考えてみると。当たり前のこととは言え、その逆のことをしようとする人も多いなと気づく。クライアントたちは、前に進むことができるほど回復していないのに、そういう状態で何とか前に進もうとして、結果的に挫折してしまったりする。それで自分自身を呪ったり、世界を恨んだりしてしまう人もある。気持ちが分からないことはないけど、そこは知恵を働かせるべき場面だと思う。
今日は4月4日だ。なんていい日だろう。まったく個人的な事柄だけれど、僕の数字は4になるそうだ。秘教の考え方で、数字には質という側面があり、個人は親和性のある数字を有するという話を読んだことがある。
僕は1971年10月30日の生まれだ。これを加算していくのだ。つまり1+9+7+1+1+0+3+0というように足し算していくのだ。そうすると22になる。この22をさらに2+2に分解して加算する。答えは4となり、それが僕の親和性を有する数字で、僕は4の性質を持つ人間だということらしい。
僕の職場は「高槻市城北町2丁目4-4Kビル3階」という住所だ。ここには4が二つ含まれているだけでなく、それぞれの数字を同じように加算すると、つまり2+4+4+3を計算すると13になり、これはさらに1+3に計算できるから、やはり4になる。
だから何だと問われると、僕も答えようがない。正直に言って、僕もそれに何の意味があるのかわかっていないという有様だからだ。あまり幾何学的な事柄に僕は価値を置いていないのだから、単にそういう計算をして遊んでいるという程度の話だ。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)
(付記)
いつだったか、あるクライアントが僕の誕生日を知っておられて、僕はびっくりした。彼女の話ではブログで読んだということなのだけど、そんなこと書いたかどうか、自分では覚えていなかった。彼女が読んだのはこの時のブログだったのだな。
(平成28年12月)