4月24日:室内の片づけ

4月24日(火):室内の片付け

 今日は火曜日で定休日だ。高槻に行って雑用をする予定でいたが、家のことをすることにした。実家にしろ、職場にしろ、身辺の整理をするということは、今の僕の課題に含まれていることだった。連休に入ってから実施してもよかったが、今日、家の方を済ませることにした。

 朝から夕方までその作業に追われる。時間がかかるのは休憩を挟むからだ。腰は痛まなくなったけど、動いていると違和感が生まれる。軽い筋肉痛というか、筋肉疲労の感じが生じる。それが生じると、作業の途中であっても、一旦、休憩する。

 足の方も痛みはましになったものの、そこを庇うので、動作がいささか不自然となることも多かった。それが自分でも分かる。今、変な姿勢をとっているなと。あまりそれをすると他の身体部位に影響が出るかもしれない。できるだけ早目に休憩をとる。

 自分の身体とも付き合っていかなければならない。時間がかかろうが、動作が緩慢であろうが、そんなことは言ってられない。何事も大事になる前に休止しなければならないと思っている。その辺りは僕の考え方が変わってきた。

 とりあえず、実家の方は一応の終了を迎えた。細々した点は追々やっていくことにして、大掛かりな作業は完了した。一つ、課題をこなせたという感じがしている。

 夜、映画を観る。マカロニウエスタンで未鑑賞の作品があった。「ライジングスターの伝説」という映画で、まあ、可もなく不可もなくといった作品だった。この映画のことはいずれ書くことにしよう。

 映画の後、テレビを見た。たまたまそのチャンネルがついていたというだけだが、久しぶりに「ちゃちゃいれマンデー」を見る。京阪神の高速道路のサービスエリアを紹介していた。車に乗らないので、僕には縁がないところだが、あれを見ていると、どこもかしこも競争しているのだなと感じてしまう。

 チャンネルをそのままにしていると、次に「キメツケ」という番組が始まった。新番組らしい。やすよ・ともこの二人と友近が司会を勤め、女性ゲストを迎えて、いろんなことに「キメツケ」をするという趣旨の番組だった。くだらんなあと思いつつ、見てしまう。バカバカしくて、ナンセンスで、面白いところもあったけど、基本的に「どうでもええやん」といった内容だ。

 その中で、「色黒歯白(いろぐろ・はしろ)」のコーナーはちょっと興味をそそった。彼女たちが命名したもので、その名の通り、肌が色黒で、歯がやたらと白い人たちを指している。僕の知人にそういう人はいないけど、バーなんかで飲んでいると、確かにそういう人たちと遭遇する。そういう人たちは、単に「変身」を楽しんでいるだけの人で、見ようによっては、とても無邪気な人たちなのかもしれないと、僕はそう思っていた。実際はどういう人たちなのかということが垣間見れた点で拾い物だった。

 そんなこんなで一日が過ぎた。乱雑だった自室もスッキリして、居心地がいい。腰や足の痛みが明日はどうなるかが心配であるけど、多分、大丈夫であるような気もしている。取り合えず、一つの課題を終えることができた(まだ完全ではないけど)ことは喜ばしいことだ。一つ一つをこうして片付けていこう、そういう気分になっている。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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