4月20日(水):ワンクッション置け
いつもより一時間早く出勤して、一時間遅くまで残業した。すべてサイト作業のためである。今日は新しく原稿を書くよりも、過去分の復旧の方に力を入れた
とにかく膨大な作業量である。ここに業者が邪魔をしにかかってくる。ハッキリ言って妨害としか思えないものもある。トップページのINDEXが消去されていたりする。何をするねんとキレそうになる。おまけにウチは医療機関ではないという情報をトップページに掲載しおる。アホか。ワンクッション置け。
大抵の閲覧者はトップページから入る。検索するとまずトップページが出てくるからだ。このトップページにいきなり情報を提示してはいけないのだ。ワンクッション置かなければならないのだ。INDEXを並べて、閲覧者に選ぶ自由を与えなければならないのだ。もう少し言えば、この先へ進むか否かの選択を閲覧者に与えないといけない。その上で情報を提示しなければならないのだ。
そういう気遣いが業者には理解できないだろう。これを閲覧する人の中には極めて敏感であったり繊細であったりする人もおられるだろうから、そういう人がいきなり衝撃を受けないようにしてあげないといけないのだ。だからワンクッション置くということが必要になるわけだ。
例えば、ウチは医療機関ではありませんという情報は、僕はセンター紹介ページで記載するつもりでいる。閲覧者は一旦紹介ページに入ってから、そこでこの情報を目にすることになる。なぜそうするのかである。
まず、その文章は「否定文」であるところに一つ問題がある。人を拒否する姿勢を感じ取る人もあるかもしれない。少々きつい内容の文章である。だからいきなり提示するとショックが大きくなるわけだ。
その代わり、その情報は他の情報と並記することによって衝撃度を和らげることができる。それを実践したいわけだ。紹介ページの中で、その他の情報と並べてこの情報も提示するのである。かなり印象が和らぐはずである。
さらに、その情報に付加することでも印象を和らげることが可能である。例えば、ウチは医療機関ではありませんが、医療機関に通いながらカウンセリングを受けている方も多くおられます、などと書くと「否定」感が薄らぐわけだ。こういうことがIT屋には分からんだろうなあ。
とにかく一つ決めたことがある。このサイトはIT屋に触らせない。明日にでもその旨を伝えよう。僕も作業し、彼らも作業すると、全体に作業が錯綜するのだ。加えて、僕の書いたものに彼らが手を加えると責任の所在が不明確になるのだ。僕は僕の書いたものには責任を負うけど、彼らがやったことに関しては負うつもりはない。そこは明確に境界線を引きたいのである。
復旧作業並びにサイト作業も従来のやり方とは変わったので、全体の構成を練り直している。バナーが僕の方で操作できないというのが手痛い。これのおかげでやり方を大幅に変えることになった。それだけでなく、予定も大幅に狂っているのだ。本来なら、従来のものに追加していくことでやっていけると見込んでいたのであるが、そうはいかなくなったわけである。どういう形で展開していくかを新たに考えなければならなくなった。
現状では、おおまかには決まっているのだけれど、もう少し細部まで構成を考えてから原稿を公開していきたい。細かなところが未定なので幾分滞っている。
その代わり、ブログの方は進めていこう。ここは従来のままである。直近の3年から4年くらいは先に復旧したい。2018年以後を先に終わらせたい。それ以前のものはゆっくりやっても構わない。ちなみに、今日は2021年の9月と10月分を公開した。紹介文も書き、リンク貼りも終わらせた。大体5ページ(ブログだと5日分)で一時間ほどかかる。30日分で6時間だ。実際、今日はそれくらいの時間がかかった。
やればやるほど、終わりに近づくところか、新たにやるべき箇所が生まれる。そういうものが見えてくる。終わりなんてなさそうだ。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)