4月16日(日):三つの作業
今日はバイトは無し。だから終日高槻で過ごす。
以前のように毎日職場に在室していない。用や仕事のある時だけ出勤する。バイトだけでなく、家のことなど諸々のことで以前よりも忙しくなったためだ。
その代わり、職場に来た時はできるだけのことはやっておくことにする。
今日は少なくとも3つの作業はしようと決めていた。
一つは窓である。電話番号をはがす予定だ。固定電話を撤去したので、もうこの電話番号は不要なのだ。だから貼り付けてあるシール(カッティングシートとかいうそうだ)をはがさないといけないと思っていた。
ネットで調べるといろんなことが書いてある。ドライヤーなどで熱して、のりを溶かしてからはがすとよい、ということがどこにも書いてある。ドライヤーがないのでスチームで試みる。
これ、やってみると面白い。きれいにはがれていく。十分に熱してあれば、スーっとはがれる。力は不要だ。
当初の予定では、この作業に午前中は費やされるだろうなと思っていた。ところが小一時間ほどで完了した。思ってたよりあっけなかった。
二つ目の作業は資料の取り込みだ。40枚ほど保存しておきたい紙資料がある。それをプリンタでスキャンして、パソコンに保存する。40枚くらいが一回分としては適量だ。それより多いと一日では終わらないというか、疲れる。
この作業も、中断とかもなく、失敗とかもなく、滞りなく終了する。今日はいい調子だ。
資料を保存したら、それらは破棄することになる。その他、不要なメモ等もシュレダーにかけて破棄する。ゴミ袋が満杯になる。最後にそれをゴミ出しする。
三つ目は勉強だ。最近、これに時間を割けないでいる。毎日少しずつやるのが良いのだが、時々、まとめてやりたい気持ちに襲われる。5時間ほど論文を読んだりして過ごす。それで今日の予定は終了だ。
学びたいことはたくさんある。でも、僕の学びたいと思うことはどれも時代遅れなものばかりだ。それらを学んで、今後、どう役立つのか全く見えない。それでも止められないから困ったことではある。
精神医学も臨床心理学も、1950年頃までのものがいい。そこに60年代も含めていいのだけれど、それより時代が後になるほど、僕にとっては、魅力が薄れてくる。僕が魅力を覚える時代のものを勉強していきたいと思っているのだけれど、そんなことをしているから時代錯誤な人間になるのだろうな。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)