3月29日:外回り

3月29日(月):外回り

 

 今日は月末ということになり、いくつか回らなければならない。コンビニで処理できるものもあれば、銀行に行かないといけないものもある。薬局で薬も買っておかないといけないし、ケータイショップにも行く用事がある。さらに、消耗品も買い揃えておかないといけない。

 9か所ほど回らないといけない。先週から足の具合は悪いままだ。昔なら9件くらササっと回ったものだけれど、今は痛む足を引きずりながらノロノロとしか進めない。時間もかかるし、体力の消耗がハンパじゃない。

 ここまでできるかどうかは不明だけれど、HPのことで2軒の業者と連絡するつもりである。一つは閲覧データに関することで、もう一つはランディングページに関することだ。

 ともかく、IT屋の方は後回しにしても、外回りだけは終わらせたい。朝、家を出る。初っ端から出遅れだ。振込用紙を忘れ、取りに戻る。当たり前のことであるが、無意識的に支払いを拒否したいのである。

 高槻に到着して、先にできることは済ませておく。それから職場入りする。留守電が入っている。初めての人だ。新しい人とは会いたい気持ちが強い。電話をする。今日でないと無理だとのこと。僕としては明日でも明後日でもいいのだけれど、よりによって今日とは。

 一瞬、この後の外回りを全部止めたろうかいなとも思ったけれど、それはしないことにした。職場で少し休憩してから、外回りに出る。冷静になるほど、当日予約のクライアントが延期になったのは良かったという気がしている。

 僕は当日予約する人を受け入れたくはないのである。一日でも待つことのできる人であるかどうかをそこで評価する。一日も待てないという人は、かなりの高確率で失敗する。せっかく仕事をするのだから成功させたいという気持ちもあるが、クライアントたちは、知らないから当然なのだけれど、失敗の確立の高い方を選ぶ。

 まあ、あまり細々したことは書かないでおこう。簡単に言えば、すぐに受けたがる人はすぐに止めたがる人でもあるということだ。両者は同じ心理に発するものであると僕は考えている。

 夕方遅く、外回りを終わらせる。その間にもう一度職場に入り、昼食と休憩を挟む。足は相変わらず痛い。悪い方の膝は、今日は多少は曲げることができる。その膝から足首にかけて筋が傷む。足首を動かすたびにこの筋が引っ張られるような痛みが走る。痛みを覚えないように歩行しようと思えば、膝と足首を曲げず、左足を一本の棒状態に維持しながら動かさなければならない。そんなんで歩くからよけいに疲れるわけだ。

 ともかく、もうクタクタだ。今日は早目に切り上げて、帰宅することにした。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

関連記事

PAGE TOP