3月15日:申告日

3月15日(木):申告日

 今日は午後から確定申告に行こうと決めていた。今日が最終日だ。いつもギリギリになってしまう悪い癖が出てしまった。

 それがあるので、今日は午後からの予定を入れないようにしていた。ところが、午前のクライアントが急遽変更となったので、おかげさまで朝からゆっくりと確定申告に行くことができた。

 計算さえしてあれば、申告用紙に記入するのはラクだ。僕の場合、従業員がいるわけでもなく、商品の取引をしているわけでもないので、計算は至って簡単である。収支だけを計算すればいいだけである。

 一昨年が不調だったのを、昨年は多少挽回した。一昨年が不調だったというのは、足の怪我をしたためである。あれで仕事をかなり制限しなければならなかったためである。昨年は一応の黒字を出したものの、一昨年の赤字を補填するまでには至っていない。今年も浮き沈みが激しいし、今後どのようになるか分からない。まだまだ厳しい状況が続く。

 申告をする。係りの人が用紙に目を通す。あの瞬間はちょっとばかりドキドキするが、それもなんだか快感になっている。一番最初に申告した時は、何か不具合を見つけられるのではないかとか、気が気でなかったものだ。僕が慣れてきたのか、あるいは僕がヘンタイなのか、用紙をチェックされるのもまた楽しいと感じるようになってきた。

 申告は難なく終わる。案外アッサリと受理されるものだ。まあ、修正箇所や不明箇所があれば、後日連絡を受けることになるので、受理自体はそんなものかもしれない。

 その後、書店に行き、毎度の如くマカロニウエスタンDVDマガジンを購入する。今日が発売日で、しかも今日発売分が最終号である。約2年間、よく続いたものだ。

 しかし、このシリーズ、終わってみるとラインナップに不満がある。もしかしたら第2弾があるかもしれない。その時のためにいくつか名作を残してあるのかもしれない。

 まず、ドル箱三部作のうちの二作(正・続「夕陽のガンマン」)に加え、サバタシリーズ、風来坊シリーズ、ストレンジャーシリーズなどが揃っていないし、サルタナシリーズもいくつか残っているのではないかと思う。日本でも公開された諸作品(「五匹の用心棒」とか)も未収録である。ジュリアーノ・ジェンマやフランコ・ネロ出演作もまだあるだろうし、アンソニー・ステファン主演作となればもっとあるだろう。

 いや、これはいつか第2弾があると覚悟しておかなければならないな。いや、第2弾があって欲しいと願っているだけかもしれない。

 さて、一旦、職場に着き、そこから銀行に行く。申告、書店、銀行と、今日はこの三箇所を巡る予定だったが、取りあえず、その予定はこなしたことになる。

 ここまで概ね午前中でこなした。午後からは時間が空くことになる。ずっとサイト用の原稿を書いて過ごした。「自称AC」問題に関して、今は書きまくっている。結構な量のものが揃った。これをまとめなおして、来週辺りで公開しようかと今は考えている。

 その他、急にクレペリンの『強迫神経症』を読みたくなった。これまでに繰り返し読んだ本だ。無性に読み直したくなった。取りあえず、引っ張り出して、読むというより、全体を流し読みする。

 大体、今日はそんな感じだった。帰宅時に飲み友達と遭遇したけど、お互い飲まずに別れた。今夜は店で飲もうという気分ではなかった。コンビニで缶ビールを買って、店頭であおって帰宅した。

 勉強には書物を、思索の友は酒とタバコだ。サイトの原稿をどうまとめるかであれこれ頭をひねっていた。ほとんど就寝時までそのことで頭がいっぱいだった。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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