3月15日:イライラし通し 

3月15日(金):イライラし通し 

 

 惨憺たる一日だ。最初から記そう。 

 

 まず、今朝にかけての深夜勤務だ。今日はセブンの方だ。最近、セブンで働くのがイヤになっている。イライラするのである。イライラせずに仕事するには、外部のすべてに無関心になることであり、他人を信用しないということに限る。ところが、今回は失敗したわけだ。 

 何が最初だったか。昨日の仕事が残っていたことだ。つまり昨日の勤務者が最後まで仕事をしていなくて、作業が残っていたということだ。なんとなく僕に押し付けられているという不愉快な気分に陥った。 

 次に、何も言わずに帰ったスタッフだ。そいつがまだレジに立っているだろうと思っていたら、知らない間に消えていたのだ。おかげでお客さんに迷惑をかけてしまった。幸い、クレームをつけるような人ではなかったのでよかった。 

 そして入荷品の多さだ。これは量が多いというよりも、ストックが多いということだ。入荷して、商品が売り場に並べばいいのだけれど、売り場にいっぱいあるのに入荷されたアイテムがけっこうあった。つまり、全部ストックになるものだ。結局、ストック置き場が満載になってしまう。置き場を工夫しなければならないのだけれど、それはバックヤード作業となるので、勤務外の作業となる可能性が高い。つまり、サービス残業しなければならなくなりそうな予感がしてきたわけである。 

 そして木曜日の勤務では週一の作業があるのだけれど、それをする時間が取れなさそうだ。僕はその作業を二回に分けることがけっこうある。一日では全部できないからである。今回は少しもできずである。半分だけでもやっておきたかった。 

 トイレだけ使う客にも腹が立つ。何の利益ももたらさない連中だ。利益をもたらさないだけならまだしも、マイナスを生み出す連中だ。タクシーの運転手さんとか、現場作業員の人がトイレを借りることは多々ある。そういうのは許せる。仕事中に催したのだなと僕の方でも理解できる。でも、ブラブラほっつき歩いてるような人がトイレだけ使うっていうのが許せない。遊んでてトイレだけ利用するわけだ。さっさと帰宅すればいいものを、ダラダラ過ごすから迷惑になるのだ。 

 その他にも細々したことが神経に触る。売り場が汚いとか、品出しがなされていないとか、陳列しにくいとか、想定外の商品が入荷したとか、いろいろある。もういちいち書かないでおこう。 

 

 帰宅後はサイト作業をする。しばらく手を付けていなかった。今週から、つまり11日の月曜日から作業を再開しようと計画していたが、昨日まで延びたのだ。やたらと忙しかったためだ。火曜日から水曜日の深夜勤務は前後に5時間の延長が発生した。ほぼ12時間勤務となった。 

 サイト作業は旧版の原稿の再掲載である。一日5ページ(5テーマ)ずつ復旧しようと思う。昨日と今日とでテーマ131~140を掲載した。<トピック015>ページだ。それに加えて、いくつかサイトの手直しをしようと思う。 

 このサイト作業も順調にはいかない。誤操作が連発だ。ちょっとアイコンに触れただけで操作が始まる。そして一つ一つの動作が遅い。やたらと重いのだ。まったく、このシステムは少しも良くない。こんなの売りつけた業者にも腹が立つ。もっとまともな商品を提供できんのかいな。 

 

 夜は夜で足が痛くなる。これはいつものやつではなくて、ずっと同じ姿勢をとっていたことによるもののようである。それでも激しく痛い。夜は横になって安静に過ごす。とは言え、今晩の勤務のことが心配で、そのことが頭を占める。この足で仕事できるだろうかなどと心配になる。 

 物思いに耽っていると、近所の国道でバイクの爆音が聞こえる。なんや、「旧車会」の連中かと思った。そう言えば、モーニングショーで玉川さんが言ってたな。彼らは居場所がないんだ、と。居場所がなく、私はここにいるという自分の存在をアピールしなければいられないんだ、と。80年代の暴走族にはそれは当てはまるかもしれないけれど、現代の暴走族は違うと僕は思っている。現代人はもっと空虚なのだ。自分の存在を見てほしいという以前に、見られる自分が存在しないのだ。爆音は注意を喚起するためのものではなく、爆音がそのまま自分になるのだ。 

 そんなこんなで爆音で物思いを中断され、スッキリしない気分のまま、デスクに座る。それで今日のこのブログをしたためているところである。何か書いて残しておこうと思ったからだ。 

 さて、いい時間となったから、深夜勤務に行こう。 

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

 

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