3月14日(月):先へ進む
ブログも書いておこう。現在、サイトのシステム改定中で、更新等ができない状態が続いている。このサイトだけが外部との唯一の接点になっているだけに、非常に痛い。このサイトが死んだ状態になっているということは、僕が完全に外部から遮断されているに等しいわけだ。だから業者にはできるだけ速く作業を終わらせるように頼んでいるのだけれど、まず、あの連中には無理だろうな。当初の予定よりも早くなるなんてことは見込めそうもない。いっそのこと他の業者に依頼した方が良かったかもしれない。
この三週間近く、サイトの方は何も手を加えていない。原稿を書くことはあっても公開はできない。サイト作業の時間が空く分、身辺整理関係のことを重点的にやっている。もうモノはあまり要らない。必要なものだけを手元に置いておく。残しておく場合でも、別の形で残しておく。そうして身軽になっていこうと思う。
案外、この作業に追われている。毎日何かと多忙である。
さて、サイトが復活したら、これまでの原稿を復旧させるつもりでいる。ブログや旧版の原稿も含めて2200ページ分ある。
各ページに次の工程がある。
A「読み直し」。これは校正など、文章の見直しである。修正しなくてもDの作業のために読み直しが必要となる。
B「公開」。原稿をサイト上にアップする作業だ。
C「リンク貼り」。アップしたページをインデックスページにリンク貼りする作業だ。ここにはリンクが上手く貼れているかどうかのチェックも含まれる。
D「キーワード対策」。いわゆるSEO対策などである。キーワードを決め、内容の紹介文も書く。この作業があるのでAの作業が必要となるというわけだ。
各ページにAからDまでの工程を踏んでいく。10ページやるのに、以前の経験に基づけば、2時間はかかる。
10ページにつき2時間だから、2200ページだと440時間は要するということになる。440時間か、気の遠くなるような作業量だ。11年分のコンテンツを復活させるのだからしょうがないとは言え、取り掛かる前から気が重くなる。一日10時間やっても44日かかるということだ。もちろん、他の仕事や作業もある。こればっかりやるというわけにはいかないから一日10時間もの時間を確保できないだろうと思う。一日5時間として88日か。ほぼ3か月かかるという計算だ。
僕は今日から作業にかかる。ハッキリ言ってAの部分しかできない。本音を言えば、AからDまで足並みを揃えたいのだけれど、そんな贅沢も言ってられない。できるところから前倒しでやっていかないと終わりが見えない。
それで、さっそく、今日から過去の原稿の「読み直し」を始めた。いや、正確に記そう。まず、どこから最初に復旧させるのか、その順番を考えた。以前の版の原稿からやるのが何かと都合がいい。つまり、<テーマ>で表記されていた原稿だ。260ほどページがある。これを26回に分ける。
旧版のページを復旧できたら、現在の版のページを新たに公開できる。サイト上では関係がないのだけれど、作業用のページに新旧のページが混在すると何かと不便なのだ。だから旧版は旧版でまとめておきたい。そのために、旧版のページだけ先に復旧させる。
それが終わったらブログだ。2011年の9月から連綿と続いているブログだ。これも最初から復旧し直そう。つまり、2011年9月分から始めて、2022年2月まで順を追って復旧する予定だ。
ブログの方は、過去分を復旧させるのと同時進行で現在の分も公開していく。とにかく忙しくなりそうである。心配なのは、進捗状況が混乱してしまうことだ。それを回避するために、進捗状況が分かる表を作成しておいた。何がどこまで終わったかを一目でわかるように準備しておいた。今はAの作業のみだけれど、それでも一つ二つ「済み」印をつけることができた。
業者がチンタラかつモタモタやっているのが腹立たしいが、こっちはこっちで先へ先へと進ませてもらおう。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)