3月14日:体力の衰え 

3月14日(火):体力の衰え 

 

 今日は定休日だ。今日は地元に留まろうと決める。 

 やはり昨夜はあまり眠れず。疲労感が朝から続いている。 

 

 今日こそ確定申告をしなければ。朝から、最終チェックして、間違いがないことを確認すると、提出しに行く。 

 毎回思うのであるが、ものすごく丹念にチェックを繰り返し、丁寧に書き上げたのに、めちゃくちゃ素っ気無く受理されるのだ。ちょっとガックリきてしまう。でも、まあ「いやあ、こんなに丁寧にご記入していただいて、本当にご苦労様です」などと丁寧に受理されるよりかはいいか。 

 

 午後から、どこかに行こうと思い立つ。河原町の方まで行こうかと思ったが、何となく気が重く、途中の大宮で降りる。この辺りも昔はよく来たものだった。 

 大宮駅周辺をブラブラ歩く。以前、よく行っていた飲み屋は一軒もない。店舗は入れ替わっているか、空いたままだ。この辺りも寂しくなっていくかもしれないな。 

 どこかで一杯とも思ったが、止めた。酒を飲む気にはなれない。ラーメン食べて帰宅する。 

 

 ああ、膝が痛い。今日は使いすぎたか。それとも気候のせいか。それに疲労感のためか、とにかく疲れた。長距離を歩いたかのような疲弊感がある。そのどれもが関係しているのだろうけど、本当の原因は体力の減退にあると思う。 

 体力をつけないといかんなと、最近はよく思う。歩く距離も徐々に増やしていかないといけないし、多少は筋力トレーニングや体操なんかもしないとよろしくないな。退化する一方だ。 

 

 帰宅する。道中購入しておいたマカロニウエスタンDVDマガジンを開く。明後日には最新号が発売されるのに、二週間前のやつをまだ買っていなかったのだ。今回のは「嵐を呼ぶプロファイター」と「真昼の用心棒」のカップリングだ。 

 マカロニウエスタンは何よりも悪役だ。主人公がそれほどクリーンな奴でないことが多いので、悪役はそれ以上に悪でないと、主人公以上に汚い奴でないと、作品が成立しないのである。 

「真昼の用心棒」では、ニーノ・カステルヌオーヴォが悪役を演じている。この悪役はなかなかいい悪役である。当初、クラウス・キンスキーにオファーがあったというが、この役はキンスキーがやる方がよかったと思う。 

 一方、「嵐を呼ぶプロファイター」はアンソニー・ステファンが主人公を演じる。多くのマカロニ作品に出た人で、そんなに悪くないのだが、時々、クリント・イーストウッドを真似るピーター・フォークのように見えてしまうのは僕だけだろうか。 

 それにしても、こういう「デアゴスティーニ系」の本って、創刊号は山積みされるのに、だんだんと書店に置かなくなってくる。中盤辺りなんて、よっぽど大きな書店に行かないと置いてない場合さえある。それというのも、後から後から新しいシリーズが登場するからである。そうした新参組が売り場を占領していくためである。僕はそう思う。 

 今回のマカロニウエスタンシリーズも、何軒か回って、ようやく見つけたものだ。だんだん入手困難になってくる。何とか、最終号まで続けたいものである。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

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