2月5日:昨日も今日も 

2月5日(水):昨日も今日も 

 

 前回は2月3日の朝までのところを書いたのだったな。あの後、直接職場に向かおうとしたけれど、パソコンを持っていこうと思い立ち、一旦、帰宅した。二時間ほど寝て、出勤する。 

 昼前には職場入りしていた。パソコンをセッティングして、電話を一件かける。どうも支払いが上手くできていないのがあるようで、それを確認する。やはり未払い状態だった。この後、面接を控えていて、面接を終えてから払いに行こうと思ったけれど、早めに済ましておくに越したことはないと、すぐに支払いに行った。 

 面接は無難にこなす。いい面接だったとは言えないが、それでもいい。 

 面接終了後は、いくつかの原稿を書いて過ごし、一服する。 

 夜はフリーだ。行きつけの飲み屋に顔を出そうと決めた。酒飲みとの付き合いも面白くないのだけれど、たまには付き合ってもいいし、多少は人の集まる場にも顔を出しておくのはいいことだ。 

 ところがである。行きつけの店は休んでおる。そこで以前の行きつけの店も行ってみたが、ここも休みだ。どちらも定休日じゃないはずなのに。仕方なく、たまに行くバーに寄ってみる。ああ、そうだ、ここには芸術家の玉子がいたのだ。彼とお喋りしながら二杯飲む。 

 もう一度、両店に行ってみたが、やはりシャッターが閉まってる。どうしようかと、その辺を歩く。駅周辺はガールズバーのキャッチが立ちんぼしてる。もし、声をかけられたら引っかかってやろうと思う。あの立ちんぼも店ごとに分かれている。3軒目くらいでやっと声をかけられた。一時間だけという条件で行く。 

 20代前半の女性なんて僕とは別世界の人だ。あんまり女性として見ていない。無縁すぎるからかもしれない。まあ、楽しくお喋りしたらそれでいい。 

 そこを出て、もう一度両店を見てみた。以前の行きつけの方がオープンした。この店に来るのも久しぶりだ。そこで二杯ほど呑んだ。何人かの飲み友達のことも店主から聞いた。酒飲みはどうしてこうも惨めなのかと思ってしまう。 

 それから帰宅。終電だ。実家近くの駅に着く。コンビニに立ち寄っただけで、真っ直ぐ帰宅する。〆のラーメンとかはカットだ。 

 帰宅したら即座に寝てしまった。早朝の二時間しか睡眠をとっていないのだから眠いのも当然だ。いつもなら仕事してる時間帯に寝るというのは、なんだか新鮮な気もした。 

 以上が2月3日のことだ。 

 

 ここからが2月4日の話になる。 

 呑んで、終電で帰宅して、速攻で眠ったものの、朝の5時ころには目が覚める。朝食を取り、6時ころに家を出る。前回書いたように、本業の立て直しをやっていかなければならない。この日は面接があるわけではなかったけれど、HPのことをやるために職場に向かった。 

 HP作業するはずが、実際は未完成だった原稿に手を加えることに終始した。そうして一応完成させていった。 

 ブログの更新がまったくできておらず、原稿が溜まっている。昨年の11月までしか公開していない。丸々2か月分の原稿が溜まっているわけだ。 

 12月分のブログ9件を、読み直し、校正して、公開した。ほとんどがミステリバカのものだ。11月12月頃は合間を縫って短編ミステリを読んでいたので、その原稿が半分占めることになった。その分、通常のブログを書いてなかったなと思い至る。 

 このうち、12月31日分は公開しようかボツにしようかで迷った。一年を振り返ってという内容だけれど、散漫なものに見えたからだ。迷うのも時間の無駄というもの、とりあえず公開しておいた。 

 ここまでやって帰宅する。夜はローソンの深夜勤務で、10時間労働が待っているから、一旦帰宅して寝ておこうと思う。 

 

 このローソン勤務、つまり昨晩から今朝にかけての勤務だけれど、けっこうキツかった。僕の前の時間帯で急遽欠員が出て、それでタイミーで助っ人を呼んでいたのだけれど、この助っ人が使いもんにならんという人だった。一緒にシフトに入っていた人もかなりキツそうだった。 

 21時から僕のワンオペになった。前の時間帯がそんな調子なので、あれもできてない、これもできてないのオンパレードだ。こういう時は焦っても無駄である。朝まで時間があるのだからドッシリと構えている方がいい。 

 ただ、予想外のことも起きる。23時からもう一人のクルーが来てくれたのだけれど、この人は年齢的なこともあって、あまり仕事ができない。仕事はするのだけれど、目先の作業に注意を奪われるのか、全体の作業を視野に入れてくれていない感じである。だから僕の方で全体を俯瞰してなければならない。しかも、この人、腰を悪くしてるそうである。それなら無理をさせるわけにもいかない。こうして予想外のことが起きるのだ。 

 21時から翌朝7時までの勤務だ。最後の方はさすがに疲労が濃くなってきた。案の定、あれもできてない、これもできてないのオンパレードだ。できるとこまでやって、後は次の人に任せることにしよう。 

 

 ここからが今日の話になる。 

 勤務後、駐車場のところの喫煙場で一服する。そこから高槻に向かう。昨日の続きをするためだ。出勤の電車内で思わず寝てしまい、高槻で降り損ねるところだった。ともかく9時ころ職場入りして、パソコンをセッティングする。 

 最初にやったのは、HPを開いて、何がどこまで公開されているのかをチェックすることだった。それから未完成の原稿をチェックしたり、要修正原稿を見直したり、新たに書いたりする。 

 その合間を縫って、論文をいくつか読む。寝不足でアタマがボーとしているので、読みながら全然頭に入ってないことが自分でも分かる。それでも読むだけは読む。 

 こうして今日は一日職場で過ごす。そろそろ帰ろうかと思い、その前にブログだけ書いておくことにする。 

 時刻は20時。昨日19時半に起きて深夜勤務に向かったのだから、もう24時間以上起きていることになる。でも、正確に言えば、電車の中でも寝たし、職場入りしてからも30分程度の仮眠を二回取ったので、起きっぱなしっていうわけでもない。 

 もういい加減眠たくなっている。帰って寝たいという気持ちと、寝たらもったいない、もっとできることがあるはずだという気持ちと、その両方が僕の中でせめぎあっている。この後どうするか、帰宅の電車の中で考えよう。 

 

 そう言えば、昨日と今日と、二日間、セブンのことなんてまったく思い出しもしなかった。一昨日のことなのに。その時はセブンネタでいろいろ書こうなどと思っていたのを今思い出した。気持ちが離れるとこんなにどうでもよくなるんだな。心は不思議なものだ。 

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

 

 

関連記事

PAGE TOP