2月21日:潰れる休日 

2月21日(火):潰れる休日 

 

 この一週間もそれなりに忙しかった。明日からの一週間は少しましになるが、その翌週はまた忙しくなりそうだ。 

 

 今日は寒かった。朝から足が痛む。この膝の痛みで今日の気候が分かる。痛みが激しい時は相当寒い一日になるだろう。 

 今日は一応定休日なので、朝早くに家を出る必要もない。家のパソコンを使って、朝から原稿を書く。書籍用の原稿だ。いつものサイトの要領で書いてみる。A4用紙での計算だけど、この3日間で50枚は書こうと決めている。今日、約20枚書いた。もちろん、下書きの下書きといった段階のものだ。これを、構成を練り直し、文章表現を修正していく。多少とも読むに耐えるものにしていかなければ。 

 それ以外にもサイト用の原稿をいくつか書いた。こちらも完成と言うには程遠い。もっと手直しをしてからの公開になるだろう。 

 

 午後から高槻に出て、職場にこもる。ここでも原稿を書いたり、論文を読んだりして過ごす。 

 時間が来て、職場を後にする。それでも書き足りないから喫茶店に入って、その続きを書く。 

 帰宅して食事を済ませると、再び書く。ともかく書けそうな所から書いていく。形にしたものがなければ、具体的なものが見えない。頭の中で構成することもできるけど、現実に形にしてみないと分からない。 

 書く上で引っかかっていたのが分量だった。原稿用紙で何枚というように量が決まっていて、それを妙に意識し過ぎていた。実際、書いてみないと、どれくらいで原稿用紙何枚分になるのかなんて分からない。気にしないで書いていく。 

 一応、原稿用紙にして300枚程度ということなのだけど、この数字には拘らない。1.5倍を目指す。つまり450枚書くつもりでやる。超過する分には構わない。後で削ればいいだけのことだ。 

 

 これが僕の休日だ。理想は、6日間しっかり仕事をして、1日十分に羽を伸ばすという生活だ。一日かけてどこかに行ってもいいな。そういう優雅さが生活の中に欲しい。しかし、蓋を開けてみると、休みは潰れる一方で、確か、もう4連続で休みが潰れたんじゃないだろうか。全然いい暮らしなんてできていないな。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

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