2月15日(土):「作業に向かう夢」
また、夢を見た。こんな夢だった。
<夢>「作業に向かう夢」
現場仕事に集合している。これから仕事に着手するようだった。大勢の作業員が集まっている。とても大きな現場のようだと思った。やがて、作業員の何人かが、朝だというのに、宴会を始める。ホールのような場所でワイワイやっている。僕はそれを横目に見て、仕事をする場所を見に行く。それは地下にあって、僕は下りていく。埃が積もっていて、長いこと放置されていたかのよう。荷物を運ぼうと、僕は地上へ上がる。ホールの脇を通りかかる。宴会をしている連中が僕を誘うけれど、僕は断った。仕事ができなくなるし、それにみんなすでに酔っ払っていて、これでは仕事にならないと思った。その時、同僚から一人の女性を紹介される。今日、一緒に仕事をすることになっている女性だった。僕は自分の名前を述べ、自己紹介する。僕はその女性にはそれ以上関わらず、宴会に参加しなかった数人の同僚を連れて地上に出る。荷物を運搬するために、作業車を動かしてもらった。
<連想と感想>
僕の仕事をする場所は地下にあるらしい。ここは長いこと放置されていたようだ。この地下とは何か。もっと心の深い層のことかもしれない。僕は長いこと深層に触れていなかったのかもしれない。
この仕事をするのに大勢の作業員が集まっているが、何人かは宴会をしていて、仕事には使えない有様だ。どこかで僕はエネルギー、活用できる資源を浪費しているのかもしれない。
女性を紹介されるが、この女性とはほとんど関わりを持たないでいる。地下で一緒に仕事をすることになる女性だが、僕はもっとこの存在の力を借りる必要があるのかもしれないし、女性的な部分にもっと関わっていかなければいけないのかもしれない。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)
(付記)
作業にかかろうとする夢というのも、僕の夢で繰り返し登場するテーマだ。でも、同じテーマでも細部が毎回異なるのだから、夢は面白い。
(平成28年12月)