12月5日:「海の人たちの夢」
<夢>
「夜、仕事帰りだった。公園で政治団体が集会を開いていた。僕はプレハブ小屋のような建物に入る。中は団員たちで一杯だった。それにとても賑やかだった。僕が入って行っても特に何かが起きるわけではなかった。それどころか、僕に気づいた人たちが飲み物なんかを振舞ってくれた。しばらくそこで和気あいあいと過ごした後、そっとそこを後にした。
酒場のような所に入る。飲み友達のY君がいた。酒が差し出される。僕には呑み慣れない酒だったけれど、どういうわけかすんなりと飲むことができた。Y君は先に店を出た。店の女性が僕の名前を尋ねる。僕が答えると、彼女は伝票に僕の名前を書いた。
酒場を出ると、ホテルのロビーのような場所に出た。Y君がいて、彼と合流する。テレビでは推理ドラマをやっていて、Y君は犯人を当てようと推理を働かせていた。
(一部、欠落)海岸沿いに出た。たくさんの海の人たちがいた。その中で、水上サーカスの人たちが芸の練習をしていた。誰かが、彼らは陸に上がっている時間よりも水の中にいる時間の方が長いのだよと説明してくれた。」
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)