12月3日(土):書き直し
昨日(3日)の分を書いたのだけど、公開する前に内容に問題があると思われて、急遽、公開を控えた。それはあまりに他人のことに触れてしまっているからである。そもそも、誰かの悪口や噂、あるいは批判、誹謗、中傷することがこのサイトの目的ではないのである。あからさまにそういうことを書いたわけではないのだけれど、読む人によってはそのように受け止められかねないと判断して、昨日書いた分を僕は破棄した。
だから、このブログ、日付は12月3日となっているが、実際は12月4日に書いたものである。昨日、書いたものの簡単な概略だけ、ここに記すことにする。
しばらく前から、僕はある人たちに対して、とても迷惑をかけてしまったという気持ちに襲われていた。僕は彼らにお詫びしなければならないと感じていたのだけれど、どうしてもそれに踏み出せず、機会を逸してしまっていたのだ。そして、向こうがどう思おうと、それは僕にはどうすることもできないのであるが、僕の方は彼らを恨んだりはしていないのである。昨日は、このいきさつの詳細を書いてしまったのであるが、これはお互いのプライバシーにも触れることになりそうなので、そうなった場合、また一悶着持ち上がってしまうように思われた。だから破棄したのである。
それなら、彼らに対して詫び状を書こうと思って、書いてみた。昨夜、たまたま会った知人に、少しそのことを話してみると、もうそういうことはしない方がいいのではないかと助言された。考えてみればその通りである。詫び状を書いたとて、彼らがそれを受け取ってくれるか、詫び状の文面をそのまま信用してくれるか、確かに何とも言えない。逆に、彼らの神経を逆撫でしてしまう可能性もある。それならば、このまま彼らに触れることなく、無縁の関係にしてしまう方が得策でもある。
しかしながら、心残りもある。別れることや縁が切れることが僕には苦痛ではないのだけど、彼らに対して僕が悪いことをしたと思っているということは、なんとかして伝えておきたかった。でも、気付いた時には、遅すぎたのかもしれない。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)